12月2日、第25回相模原市民合同演奏会がグリーンホール相模大野大ホールであり、ヘンデル「メサイア」を歌いました。
合唱は、今回のために集まった相模原市民合同演奏会合唱団で、ソプラノ・アルト各70名、テナー・バス各20名、合計180人の大人数。管弦楽は、相模原市民交響楽団のみなさん。
11月30日は合唱練習の最終日。12月1日は、オケとの最終の合同練習。そして、12月2日当日は、12時30分に集合して、ゲネプロで一とおり歌った後、本番を迎えました。3夜連続で、4回あの長大なメサイアの合唱を歌うことになるので、喉が枯れないよう、また、スタミナ切れしないように気をつけました。
本番前日の練習で、"And he shall purify"の
メリスマ(16分音符の連続で「♪purif--------y」を「♪hahahahaha~~」と歌うところ)がうまく歌えないで全体に指揮よりもどんどん早くなってしまっていました。当日発声練習のあと、何度か全体で練習を繰り返し、何とか各パート揃ってテンポが合うところまで漕ぎ付けました。
この3日間で気持がだんだんと高揚し、全体の集中力が高まっていくのを感じました。ステージの山台は、7段積みで、男声は6列、女声は7列。
僕は男声最後列である上、合唱の前にオケが陣取っているので、指揮者はかなり遠くに感じました。
いざ本番。オケから演奏が始まり、ソロ3曲のあと、合唱が始まる。グリーンホールは、ステージ上での響きが素晴らしく、オーケストラの美しい演奏に乗って左右からのソプラノ、アルトの歌声が快く響き、"And he shall purify"もなんとかこなして気持ちよく歌うことができました。
ハレルヤ・コーラスは暗譜で歌うことに。この曲が中心なだけに全員集中して歌え、気持が一層引き締まりました。そして、最後のアーメンコーラスを迎える。今まで少し残していた全エネルギーをこの曲に注ぎ込んだように思います。みなそのような思いだったのでしょう、すごい迫力の中で夢中で歌っておりました。
みんなで2時間近くを思い切り歌い終えた、自分でも納得できるステージでした。会場からは皆さん輝いていたとか、良い演奏だったと言っていただきました。ありがとうございました。
指揮者の田代先生、合唱指導の岩本先生、4人のソリストの先生方、準備と当日の運営をしていただいた方々、一緒に歌った仲間たちとオーケストラの皆さん、そして聴きに来ていただいた1247名の皆さまにここで深く感謝いたします。