四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

相模原公園へ

2012-03-26 09:53:00 | 相模原公園・北公園
孫を連れて相模原公園へ。



駐車場のおかめ桜は6,7分咲きくらいでした。



日曜日だけあって、芝生には大勢の家族づれが来て、昼食やスポーツを楽しんでいました。12時を過ぎていましたが、丹沢がくっきりと見えていました。



1時近くに突然突風が吹き始めたので見ると、弱い竜巻が起こり、砂塵が渦巻き、ベビーカーが倒されたりレジャーシートが舞い上がったりで、混乱しています。



中央の女性が必死にベビーカーを抑えています。レジャーシート・ボール・木の葉が舞っています。
竜巻は一旦南の方(左の方)へ進み、その後∨字の形で折り返して、後ろ側から迫ってきました。割と近くに座っていた男性が渦の中心に入り、引きずられるように少し移動させられ驚きましたが、幸い大事に至らずほっとしました。風が収まった芝生には、ちぎれた枝が散乱していました。


キタテハ(3月25日撮影)

家に帰り、近くの市民農園へ。2頭のキタテハが畑で飛翔・日光浴を繰り返していました。越冬明けのキタテハは今年初めて撮影しました。地面に降りて日光浴する場所に行きたくても、畑の中の歩道は迷路のようでなかなか接近できませんでした。


モンシロチョウ(3月24日撮影)

モンシロチョウは、同じ農園で3月21日に今年初めて目撃しました。人工物に止まることが多く、なかなか良い写真が撮れません。

3月25日の天候:晴れ時々曇り、最高気温13℃(海老名)


コメント (6)

松田山の河津桜と蝶たち

2012-03-24 17:04:00 | 西湘・箱根
春本番の暖かな日に、松田山の河津桜を見に行きました。


河津桜と富士


河津桜と菜の花

正面に見えるのは金時山、右の峰は矢倉岳。手前に酒匂川が流れています。



河津桜のトンエルの下に、ふるさと鉄道の線路が敷かれています。ふるさと鉄道は、実物6分の1の蒸気機関車が走っています。



河津桜の近くの草むらでシジミチョウの仲間が1頭飛んでいるのが見えました。幸運にも草の上に止まったので少し遠いですが撮影出来ました。何とヤマトシジミの♀でした。この冬の厳しい寒さでこの時期に出現するとは予想していませんでした。



河津桜の咲く公園の奥の方のハイキングコースで小休止。ツクシが広がっていました。猫くらいの目線で撮影。



ミカン畑の中の農道を歩きます。向こうは箱根連山と足柄平野。
この辺りでは、新生蝶のモンキチョウや、越冬蝶のテングチョウ、キタテハの飛ぶ姿が見られました。どの蝶も飛ぶばかりで止まらないので撮影できていません。



農道脇の草むらで3頭のキチョウが飛んでいました。一瞬止まってくれたので撮影。キチョウもこの冬を越冬して春を迎えた蝶のひとつです。

3月22日は15,16度の陽気で快晴。河津桜も満開、思いがけず多くの蝶にも会えて満足の一日でした。


コメント (4)

相模原公園の梅と桜の状況

2012-03-21 15:53:00 | 相模原公園・北公園
1,2月が極めて厳しい寒さの続いた今年、相模原公園に桜の開花状況を見に行きました(3月16日)。



遅かった梅も今や満開の状態です。


梅の下で咲くクロッカス



例年であれば見頃を迎えている寒緋桜。16日時点ではまだでしたが、蕾の膨らみ方から見てもう咲いているでしょうか。



早咲きのはるめき桜。こちらも開花間近というところでしょうか。玉縄桜も同じ程度でした。
ソメイヨシノは、これらの早咲き種が咲いてからとなります。



相模原公園で唯一咲いていた桜は寒桜でした。三分咲き。

以上、寒かった今年の桜の状況の記録です。
コメント (4)

モンキチョウが飛ぶ

2012-03-19 20:59:00 | 南多摩
暖かな晴れの3月15日、丘陵の畑・草地を回りました。期待が叶い、今年初めてモンキチョウの飛ぶ姿を見ることができました。



最初に訪れたのは、町田市の鶴見川源流地域の畑。モンキチョウもモンシロチョウも見られませんでしたが、大屋敷の近くに咲く紅梅が満開でした。



町田市の小野路に移動。雑木林の林縁にオオイヌノフグリとオホケノザが一面に咲き、春を感じる。



少し歩くと、芝生斜面の一番上の草地でモンキチョウが3頭飛んでいました。そこで、この斜面に陣取って弁当を広げ、しばらく観察することに。
モンキチョウは幼虫で越冬し、早春に最も早く羽化する蝶です。神奈川の大磯など温暖な地域では、2月から羽化するようですが、多摩丘陵のこの地でもようやく新生蝶が出現しました。


モンキチョウ♂

1頭の雄が広い面積を飛翔して縄張りを主張し、別の雄が登場すると激しく追飛していました。この雄のテリトリー内に座っていたので、この雄は僕の近くを飛び回り、時々草地に下りて日光浴します。オオイヌノフグリにつかまって吸蜜すると、花が蝶の重みで傾いて下向き加減になっていました。


モンキチョウ♀(白色型)

写真は、吸蜜中の白色型の雌。雄と雌の絡みあうような飛翔も見られました。



30分ほど先の東光寺の屋根と千手観音。



千手観音を真下から見上げたところです。台座のマス目の一つ一つに観音経の文字が書かれているようです。

3月15日の天候:晴れ、風弱し。最高気温13℃

コメント (2)

町田の谷戸を散歩

2012-03-17 09:20:00 | 南多摩
小山田緑地の駐車場に車を置き、道路の東側にある谷戸を北から南へ訪ね歩いてみました。



東谷戸で、今年はじめてタチツボスミレの咲いているのを見付けました。そこは南東向きの暖かな斜面です。
東谷戸は、広い谷戸で、入り口付近は田んぼとして利用されていますが、奥の方は放棄地になっていました。




雑木林や竹林を通る山道を抜け、見晴らし台のベンチから見た奈良ばい谷戸。草地か畑地で数人が手入れ作業を行なっていました。この谷戸では、ボランティアの人達がよく来て藪刈や農作業を繰り広げています。遠くにかすかに丹沢が見えました。




気持ちのよい雑木林の中の歩道を歩き、小野路城址を通り、尾根道を下って五反田谷戸へ。谷戸中央の小さな丘に藁ぼっちが置かれています。ここは年に何度も来てよく弁当を広げるお気に入りの場所です。




低い尾根を越えて神明谷戸へ。この谷戸は、田んぼがよく整備されているところで、本格的な春が来れば畦道に野草が綺麗に咲きます。楽しみです。




谷戸から道路沿いに小山田緑地へ向かう途中、畑の脇でオオイヌノフグリがこんもりと咲いていました。

この日は晴れ時々曇り。谷戸は日が陰ると少し寒く、蝶の姿は見られませんでした。

3月14日の天候:晴れ時々曇り、10℃(八王子)

コメント (4)