四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

公園で出会った蝶たち

2013-09-25 11:07:00 | 相模原・県央
台風18号が去って、秋晴れのよい日が続いていた9月19日。久しぶりに近くの公園を散策しました。


ブルーサルビアとチャバネセセリ(9月19日)

ブルーサルビア花壇ではイチモンジセセリが大挙して蜜を求めていましたが、チャバネセセリも何頭か混ざっていました。


酔芙蓉とイチモンジセセリ

林縁を見ていると、イチモンジセセリが大きな酔芙蓉の花に潜り込んでいるのを見付けました。蜜まで届いたのでしょうか。この辺のイチモンジセセリは、2,3頭程度です。


休憩中のモンキアゲハ

モンキアゲハが白い紋を見せながら林縁に潜り込んでアジサイの葉に止まり、休憩に入ったところを目撃しました。


ヤブガラシとコミスジ

近くのツツジ植え込みの上に広がるヤブガラシには、コミスジ2頭が来て吸蜜していました。コミスジの吸蜜は初めて見ましたが、ヤブガラシの他、ウツギなどにも来るようです。
その他、アオスジアゲハやキタテハが訪花していました。




マテバシイとムラサキツバメ♀

マテバシイの葉上でムラサキツバメが産卵行動していました。その後、開翅シーンも披露してくれました!


ヒガンバナとクロアゲハ♂

ヒガンバナが咲きそろう近くで弁当を食べていると、クロアゲハ♂が1頭やってきました。昼食を中断しての撮影です。そのせいで、おにぎり1個を食べ忘れる始末。
12時前に、褐色がかった黒い蝶が悠然と道路を渡ってヒガンバナの咲く方面へ行くのを見たので、ここでは未見のジャコウアゲハか?と期待したのですが、クロアゲハだったようです。


マリーゴールドとミドリヒョウモン♀


ブルーサルビアとミドリヒョウモン♀(同一個体)

この日は、ミドリヒョウモンに会うことも狙っていたのですが、ようやく帰り際に飛行中のミドリヒョウモンを発見。首尾よく∪ターンして花壇に舞い降りてくれました。
ミドリヒョウモンは、主に山間部に生息しますが、9月~10月に主として♀が里へ下りてくる習性があります。


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ヤマトシジミの乱舞

2013-09-25 11:04:00 | 南多摩
町田市の谷戸の栗林を歩いていると、ヤマトシジミ約15頭が3メートル四方位の草地の低いところを飛び回っているのが見えました。一部は渦を巻くように地上スレスレを飛んでいます(2013年9月17日 11時55分頃)。


57分42秒

興味深く見ていると、そのうち、草に止まる1頭の♀に♂1頭が接近。


58分37秒

交尾が成立したようでした。


58分56秒

すると、その周りを取り囲むように複数の♂が集まってきました。


58分59秒

♂5頭がペアを取り囲んで圧力をかけています。


59分00秒

右から押されて♀の位置が変わっています。


59分04秒

集団がバラけても交尾は続いていました。交尾中のペアを他の♂が邪魔をするシーンは時々見かけますが、このような興奮状態で多数が殺到するのは初めて見ました。高密度で♂が集まっているところに♀が現れての出来事と思われます。

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メスグロヒョウモンとキタテハ

2013-09-21 19:57:00 | 南多摩
午前中栗林を覗くと、園児たちが先生に連れられて栗拾いをしていました。そこで、午後に改めて栗林へ。


メスグロヒョウモン♂(9月17日 13:25)

栗の枝先の葉にメスグロヒョウモン♂が止まり、辺りを見回していました。アゲハチョウが近づくと発進し追い払う。



僕も邪魔者なので、近づくと一旦飛び立ってまた近くの枝先に止まります。栗のイガに近付いたところをツーショット。メスグロヒョウモンが小さく見えるのは意外でした。



葉への止まり方は、横向き、縦、葉先など一定していませんが、必ず周囲を見渡せる好位置に陣取っていました。飛び去っても再び付近の枝先に戻ってくれるので、色々な角度から撮影できました。





キタテハ秋型

キタテハの秋型が出てきました。翅裏の色が濃い茶色、表が煉瓦色。秋に相応しい色あいに思えます。もっと良い写真が撮れたらまた紹介します。


秋の野草とスジグロシロチョウ

崖の上のキツネノマゴで吸蜜していました。

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秋晴れの尾根を歩く

2013-09-20 20:46:00 | 南多摩
台風18号が通り過ぎた翌朝、多摩丘陵に向かいました。


富士山(9月17日 9:13)

丹沢連峰と富士山がくっきりと見えました。



雑木林の尾根道を行くと、空中に蜘蛛の巣がCD盤のように光って浮いていました。



焚き火跡に大雨が降り注ぎ、面白い造形物が出来上がっていました。
焚き火の中に残った小枝の炭が帯状の頂上になり、その周りが洗い流されて険しい峰が形成されています。

道端に咲く花たち


マルバルコウソウ(11:50撮影)

ヒルガオ科・サツマイモ属の一年草。一日花で午後にはしぼんでしまうそうですが、ぎりぎり午前。まだ咲いていました。


センニンソウ

キンポウゲ科 センニンソウ属の常緑ツル植物。明るい山道がアゲハ類の蝶道になっており、ナガサキアゲハ♂が道端のセンニンソウに触れるようにして通り過ぎていきました。
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大船観音

2013-09-16 19:40:00 | 湘南
大船観音

鎌倉古道を歩く企画で、初めて大船観音を間近に拝みました。


大船観音(9月13日)

昭和9年(1934)に原型輪郭が出来上がりましたが中断し、昭和32年(1957)に再度起工し、昭和35年に完成したものです。平成に化粧直しされました。
高さ25.59m、幅18.57m、重さ1.9t
立ち上がると65mにもなり、東京駅まで歩いて18分という計算になるそうです。


原爆の火

境内に、原爆の火が燈されています。その由来が石碑に刻まれています。

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台風18号が直撃

台風18号が関西地方から東北地方までの各県に大きな被害をもたらし、走り去りました。皆様のところでは大丈夫だったでしょうか。

まだ台風の発生する前に、南洋上に大きな雲の広がりがあり、いつの間にか台風になり、「数十年見られないような豪雨」がゲリラ的に襲いかかりました。昔に比べて気温が上昇し、雨による災害が増えているのが気にかかります。
今日の合唱強化練習は、やむなく中止となりました。


9月16日 18:04

大相撲が終わる6時頃、西の空が茜色に染まりました。ベランダから撮った、台風一過の夕空です。


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