四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

大磯の美しき蝶展 開催のお知らせ

2012-08-31 10:24:00 | 湘南
大磯での蝶の観察会で知り合って以来親切にしていただいている會田重道さんが、大磯ちいさな美術館で「大磯の美しき蝶展」を開催することになりました。





湘南などお近くにお住まいの方、大磯に生息する蝶や写真に興味のある方、どうぞお出かけください。開催日は10月18日(木)~10月28日(日)、水曜日は休館となっています。

會田さんは大磯在住で、大磯丘陵をフィールドとして蝶の観察と撮影を続けられています。当日、会場で著書「大磯の蝶 写真集」の販売も行われます。
最終日の10月28日(日)には、チョウ(蝶)をテーマにした名曲の数々の歌とピアノによる演奏も行なわれます。


<大磯ちいさな美術館周辺の地図・アクセス(拡大)>




<大磯ちいさな美術館のコンサート予定>


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東京スカイツリーへ

2012-08-26 17:01:00 | 神谷町・東京
大阪の友人の上京に合わせて、東京スカイツリーに行くことにしました。
アウトドア派の僕がこんなに早く東京スカイツリーを上るとは、つい先週まで考えてもいませんでした。友人は、昨年の3月11日に神谷町(東京都港区)のコーヒーショップで話している時に東日本大震災を共に経験し、その後、関東で買えない物資購入などでお世話にもなった仲。スカイツリーに行こうと誘われ、嫌と言うはずがありません!

前回→「東京スカイツリー付近を歩く」

ソラマチ4階に行くと長蛇の列。夏休み最後の土曜日だから当然ですね。そこで待ち時間を利用して東武線で浅草に行き、隅田川の向こうからスカイツリーを眺めることにしました。


隅田公園からのスカイツリー(8月25日、13:59)

こちらからのスカイツリーの眺めは素晴らしく、ほとんど人がいないのは申し訳ないくらいでした。


東京スカイツリーとアゲハチョウ

花壇にアゲハチョウが来て、吸蜜をしていました。近づいても逃げないので、スカイツリーを背景にしてしばし撮影を楽しむ。


浅草サンバ・カーニバル

通りでは、賑やかに浅草サンバ・カーニバルが行われており、サンバのリズムに乗って次々にサンバ・チームの踊りが繰り広げられていました。報道では、出演が26団体で4,400人、見物客が50万人だったそうです。


スカイツリーから見た隅田川付近

チケット購入でもまた並び、合計3時間以上待ってスカイツリーの天望デッキへ。やはり家族連れや若い世代が多いですね。


東京ゲートブリッジ方面

東京湾方面は、太陽の位置の関係で少し霞んで見えました。ゲートブリッジの向こうに海ほたるが見えます。


スカイツリーの影(16:02)

近くの女性がスカイツリーの影が見えますよと親切に教えてくれました。


下りエレベーター(夏)(絞り-1)

下りエレベーターのテーマは夏。壁面上部の「夏の花火」の装飾がきれいだったので撮影。絞りが±0だと滲んだので絞り-1にしたところ、輪郭がくっきりとした写りになりました。撮影終了と同時にエレベーターのドアが開く。50秒間で330mの降下はあっという間でした。

次回は、空気の澄んだ冬の平日に来るのがいいと思っています。

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吐竜の滝とコムラサキ

2012-08-20 15:25:00 | 甲州・信州への旅
小淵沢の宿の近くを、朝方散歩しました。


アサマイチモンジ♀ (8月10日、8:14)

まだ朝が早いせいか、草の上で翅を広げていました。イチモンジチョウよりもやや開けた環境を好みます。


ホソバセセリ

ホソバセセリがアカツメクサの花を訪れていました。初めて見る蝶です。年1回、7~8月頃に出現します。


川俣川渓谷

小海線の清里にある吐竜の滝に向いました。


吐竜の滝(1/20 sec)


吐竜の滝 (1/40 sec)

白い滝がいくつも崖から静かに落ち、涼しい景色です。カメラマンが大勢撮影を楽しんでいました。


コムラサキ♂ (11:06)

幸運にもコムラサキが何頭も柳の木の間や樹冠を舞っているのを見つけました。昨年も同じ頃に来て美しいクジャクチョウ2頭に遭遇していますが、コムラサキには気が付きませんでした。
なかなか近くの枝に止まりませんでしたが、20分位待っていると1頭だけまあまあの位置に。僅かに紫の輝きが見えています。


コムラサキ♂

その間、コムラサキに気が付いて興味を示したのは、女性1人だけ。ほとんどの人は通り過ぎて行きました。蝶を意識していない人には見えない世界なのかも。去年の自分にも見えていなかったのですから当然といえば当然ですね。
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オオムラサキ自然観察歩道を歩く

2012-08-17 17:38:00 | 甲州・信州への旅
オオムラサキ自然観察歩道を歩きました。長坂駅から日野春まで約10kmの道程です。


深沢橋付近

山梨県立農業大学校辺りから雑木林の自然歩道が始まり、林の坂道を下って行くと、オオムラサキの絶好の観察地、深沢橋に着きました。オオムラサキは、樹木の外側、深沢川や田んぼの上を元気に飛び回っていました。


樹冠に止まるオオムラサキ

オオムラサキは、樹冠や草地の地面に舞い降りて止まることも。


幹に止まるオオムラサキ♂♀

深沢橋の手前の林の中は広場になっていて、2頭のオオムラサキが並んで飛翔し、ピタっと幹に止まりました。この時期、鱗粉の落ちかけたものも多い中、比較的きれいな雄(下)と雌がしばらく向い合っていました。


雑木林の小径


深沢川を渡る小橋

その後、田んぼに沿う道や雑木林の中を歩くと、あちこちでオオムラサキに出会いました。この辺一帯に広く生息・活動しているのがよく分かりました。


CAFEこもれび

深沢橋を出発して1時間少し歩いた道の右側に民家があり、"CAFEこもれび"と小さい看板があったので立ち寄りました。中は、ピアノの置かれた静かな部屋で、大きな窓の外の木々の間を蝶が舞っていました。ここで、オオムラサキの話などする。コーヒーのほか、冷たい水をたくさんいただいけ大変有り難かったです。



視界が開け、田んぼが広がり、その向こうには森、さらに奥の方には南アルプス方面の山が見渡せました。雲や霞がかかってアルプスの峰々は見えませんでした。


シータテハ

自然観察歩道でも、シータテハが出迎えてくれました。


日野春駅

ようやく日野春駅に到着。この日の歩数は23,252歩、久しぶりの2万歩越えとなりました。標高600~700mなので、暑さがこたえました(8月9日)。

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朝の入笠湿原

2012-08-14 14:45:00 | 甲州・信州への旅
入笠湿原の全景です。



8月9日、湿原を一周してから、写真の斜面を登っていきました。湿原では色々な花がちょうど見頃を迎えていました。


レンゲショウマ(蓮華升麻)

キンポウゲ科の多年草。毎年、宿の庭で咲いています。


コオニユリ(小鬼百合)


サワギキョウ(沢桔梗)

キキョウ科の多年草


一面に咲くサワギキョウとシラカバ


シータテハ(裏)

木道を歩いていると、褐色の蝶が横切って草に止まりました。シータテハです。翅裏にアルファベットのCの白い紋が目立ちます。翅の切れ込みがキタテハよりも鋭いのも特徴です。
まだ朝が早いためか不活溌で、近づいたら草の間に潜り込んでしまいました。


シータテハ(表)

この日の最低気温は15℃。蝶は体温が20℃になると活動するといわれています。翅を広げ、時々出てくる太陽の光で体温を上げているのでしょうか。


クサレダマ(草連玉)

サクラソウ科の多年草


コバギボウシ(小葉擬宝珠)

ユリ科の多年草


キバナノヤマオダマキ(黄花の山苧環)

キンポウゲ科の多年草

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