私事ではありますが、私は男3人兄弟の長男として育ちました。
家の中はめちゃくちゃ。3人ともスポーツをやっており、泥だらけの洗い物だけでも尋常ならざる量。次から次へと胃袋の中に吸い込まれていくご飯。学校のことは一切話さず、女の子のお母さんから聞いて初めて発覚することもしばしば。
子育て(実際には子どもに親として育てられている)をするようになって、男3人を育ててきた両親に対して感謝と尊敬の気持ちが強くなっています。
何よりも、子どもである私たちの選択を尊重してくれました。
時には「鬱陶しい」と思うこともありましたが、その時に言われた言葉は後からわかるもので、今となっては納得のいくことばかりです。
突然、このような話を書いたのには理由があります。
14日に弟(3兄弟の2番目)の結婚披露宴があったのです。結婚式はすでに昨年行い、この日は披露宴でした。
自由奔放で、こだわりがあり、一つのことに打ち込む力がある弟。平たい言葉で言えば、センスがあるなというところでしょうか。
弟の友人や先輩、お世話になっている関係者のみなさま。いろいろな人の支えの中で、生きているのだなとしみじみ感じました。
パートナーは、本当に心配りができる素敵な方で、甥や姪にあたる我が家の子どもたちにもとても優しく接してくださっています。
息子と娘は、お色直しのエスコート役という超大役を仰せつかりました。スポットライトを浴びて注目され、かなり緊張した表情でしたが、なんとか泣くこともなく最後まで歩ききりました。
人と人のつながりというのは、不思議なものです。一つの出会いが、その後の人生に大きな影響を与えることになります。
この披露宴の中である方が「一番大事なことは感謝の気持ち」だとスピーチをされていました。もちろん、弟夫妻に向けた言葉ですが、私も心に留めて一歩ずつ歩んでいきたいと思います。
これからも末長くお幸せに。感謝を込めて。
※写真は披露宴とは関係ない、町田市役所から見える夕日です。
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