２０１５年度町田市の待機児童（速報値）は、新定義で１５５人

　町田の待機児童数が発表されました。（町田市発表資料はコチラから）

　その数１５５人。前年度が２０３人でしたから、前年度比マイナス４８人となります。

　詳細は、今後確定値が出てからとなりますが、認可保育所を軸に整備を進めてきたことが待機児童を減らすことにつながっています。同時に、この数はいわゆる「新定義」に基づくもので、純粋に認可保育所に申し込んで入ることができなかった「旧定義」についても今後お知らせしていきます。

　申込者の推移はどうか。

　昨年度は１９７６人だったところ、今年度は１７３１人。前年度比マイナス２４５人です。

　一方、総在園児数は、昨年度の６１３０人から６７７３人へと６４３人増加しています。

　これは、子ども子育て支援新制度が今年度からスタートしたことと密接な関わりがありますが、認可保育所の数で比較すると前年度時点では６５園だったものが、今年度は７１園へと増えているので重要な前進だといえるでしょう。

　国は見せかけの待機児童を減らすため、「保護者が育児休業中の場合は待機児童数に含めないことができる」という定義の変更をおこないましたが、町田市は従来通り育休中の人も待機児童に含めるとしている点は評価できます。

　私と市長は、ほとんど意見が合うことはないのですが、認可保育所を軸に待機児童の解消をおこなうという点は、一致しています。ことあるごとに、質問してきましたが、補正予算で対応することも含めて、早期に待機児ゼロを実現するよう、今後とも求めていきたいと思います。

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