「仲井間氏当選確実」
NHKのテロップで沖縄県知事選の結果を知りました。選挙の結果を受けても、「沖縄に新たに基地をつくる場所はない」という沖縄県民の民意は変わることはないでしょう。
沖縄の問題ではなく、これは本土を含めた日本の国のカタチの問題なんだということをしっかりと考えなければならないと思います。
◆平和集会 沖縄を知ろう
さて、きょうはいくつかのイベントや学習会に参加をさせていただきましたが、その一つが「平和集会 沖縄を知ろう」。
講演された平良修牧師は、「しみ込んだ文化は変わりづらい」と、琉球王国だった時代にさかのぼって、歴史的に沖縄についてお話をしていました。
私たちが歴史の授業の中で聞いた「琉球処分」。その「処分」という言葉には悪いことをしたモノに対してつかわれるもので、「当時の琉球は日本に対して何か悪いことをしたのでしょうか」と平良さん。歴史の事実を知ることがやはり重要です。
◆沖縄戦をどう引き継ぐか
沖縄戦を体験した人が、その体験を語り伝える仕事をしています。私も沖縄に行ったときに何人もの方からお話を聞く機会がありましたが、この体験をどう継承していくのかということはそのときもテーマでした。
この集会の中でも、「沖縄戦を体験した人が減っているが、これからどうなるのか」という質問が出されましたが、それに対して平良さんの答えは歴史の継承ということに大きな示唆を与えてくれたと思います。
「学習をすること、想像力を使うこと、そのことを通じて追体験をしてつながっていくこと」
という趣旨のお話をしていましたが、私も学生時代に沖縄をはじめ、広島・長崎の被爆体験、東京大空襲の体験などを聞くなかで、「どう継承するのか」は大きなテーマの一つでした。
「二度とくり返さない」──だからこそ、平良さんの言葉の意味を深くとらえなおさなければならないと思うのです。
◆安保が本当に必要か──正面から議論が必要
沖縄県民に「安保は必要か」というアンケートを取ると25%の人たちは「必要ない」と答えるという調査結果も報告されました。
今年は、安保50周年の年。中曽根元総理も「来年は日米安保条約改定50周年だ。維持か、改革か、廃止か。激論が起こるだろう」と話していますが、外交の閉塞感を打ち破るためには、安保を正面から議論する必要があると思います。
いまこそ安保について議論をおこない、日本の真の独立をするための運動をひろげていくことが私は必要だと思います。
┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
┗╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【事務所】
〒195-0061 町田市鶴川5‐10‐4
電話・FAX/042(734)1116
メール/up1@shore.ocn.ne.jp
※無料のなんでも相談、法律相談もおこなっています。なんでもお気軽にご連絡ください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます