ハンセン病元患者の谺雄二さんが逝去された。
「光を求めて、扉を開かん」──学生時代に谺さんを訪ねて、群馬県草津市にある栗生楽泉園に行ったことは、私の人生の中でもとても大きな出来事でした。何のつてもない私たちを、快く招き入れてくれ、「いっしょに酒を飲もう」と、何十も年の違う私たちと夜中まで付き合ってくれ、語り合ってくださいました。
とてつもなく重い扉を開いた活動家というよりも、気さくでおちゃめなおじいちゃんというのがお会いした印象でしょうか。しかし、言葉の節々に不条理とたたかうことはこういうことだと語りかける姿に、学生だった私は圧倒されたことを鮮明に覚えています。
お会いしたことがあるのは、この時の一度きり。私自身、谺さんという生き方に触れ、その後の生き方に大きな影響があったことは間違いありません。
「不条理とたたかいつづける」──とても微力ながら、谺さんから直接お話をうかがったひとりとしてその意思をしっかりと受け継いで歩んでいきたいと思っています。
谺さんのご冥福を、心からお祈りしています。
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┏┓池川友一|日本共産党町田市議会議員
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