「宗教者にとって最も大切なことは何か」
こう問われたらみなさんは何と答えるでしょうか。
ある、宗教者の方が「それは信じない自由を保障することです」と言っていたことが、私の心に刻まれています。
多様性というのは、自分と違う他者の存在をありのまま認めるということを土台に育まれるものではないでしょうか。「信じない自由を保障する」ことは、自分と他者が違うということなくしては絶対にありえません。それはすなわち、相手を尊重することだと思います。
憲法第19条には「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない」とあります。
そして第20条には「信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない」としています。
違いを尊重するというのは、口で言うのは簡単です。しかし、差別、偏見、誤解、無知。排除の論理が渦巻く中で、違いを尊重するというのは己に向き合うことが必要なのだと思います。
自らの認識も出会いや学びを通じて発展して行くものです。固定的に物事を見ず、間違った時にはその誤りを認め、また一歩踏み出して行く勇気を持つ人間でありたいと思っています。
(写真は長島可純さん撮影。写真の無断転載、二次利用はご遠慮ください)
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