日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

「白紙領収書」を議論しなければならない状態って…大反響の小池晃議員質問

2016-10-07 | 国政のこと

 「白紙領収書」と聞いて、何を想像するでしょう? 普通なら、未使用の領収書といったところでしょうか。

 国会で日本共産党の小池晃書記局長・参議院議員が質問した内容が衝撃をもって受け止められています。

 稲田防衛大臣、菅官房長官ら閣僚が白紙の領収書を受け取り、自らの事務所で金額と宛名を書き込んだという本当に衝撃的な内容です。

 本質的には富山市で大問題になっている領収書偽装や兵庫県の号泣県議の件と同じであり、大問題です。国会内で議論を尽くすとともに、政権の顔色をうかがうことなく、しっかりと報道して検証することが必要です。

 稲田大臣の問題は、「しんぶん赤旗」日曜版のスクープでした。さらに、今週号の日曜版では、菅官房長官の問題をスクープしています。

 この白紙領収書問題について、稲田大臣は「パーティー主催者の委託をうけており、問題ない」としながらも小池委員や『赤旗』で指摘されたことを受けてこれからどういったかたちができるか検討していく」と答弁しました。

 高市総務大臣は、「法律上、発行者側の領収書作成法が規定されていないことから、問題は生じない」と答弁しましたが、こんな詭弁が通じるわけがありません。そもそも領収書とは支払者に対して受取人が発行するものです。

 さらに、小池議員も指摘した総務省自治行政局選挙部政治資金課発行の「国会議員関係政治団体の収支報告の手引」では、次のように書かれています。

 「領収書等は支出を受けた者が発行するものであり、支出の目的についても発行者において記載すべきであり、国会議員関係政治団体側で追記することは適当ではありません

 当たり前のことが書かれており、この手引と高市大臣の答弁は明らかに矛盾します。

 さらに、この問題を受けて国税庁に問い合わせしてみたという方がTwitterに次のようなつぶやきをしていました。

 この質問で、いろいろと言い訳をしていましたが、政党助成金も原資の一つとなっており、それは言うまでもなく国民の税金です。

 小池議員は「面識があればいいというなら、中小企業の社長はみんな取引先と面識がある。民間では到底通用しない話だ」と指摘していました。

 自民党の中でこうしたことが常態化しているという腐敗をまざまざと見せつけられ、改めてパーティ券の購入も含めた企業・団体献金の禁止と政党助成金の廃止が必要だと感じました。

 小池議員の秀逸の質問は下記の動画をご覧ください。白紙領収書問題は1時間15分45秒あたりから。

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ

にほんブログ村←池川友一のつながるブログを見ていただきありがとうございます。一日1回、応援クリックをお願いします。

┏┓池川友一|日本共産党町田市議会議員
┗╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【事務所】
 〒195-0061 町田市鶴川5‐10‐4
 電話・FAX/042(734)1116

 ※無料の生活相談、法律相談をおこなっています。お困りごとはなんでもお気軽にご連絡ください。



最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ネトウヨ組織の情報操作 (NOKENOネコ)
2016-10-08 07:29:12
 ネトウヨ犯罪組織の手口の一つパターンに、“自分達に利益をもたらす人達”、仲間を守り、その犯罪や悪行を隠し、なかったことにしてしまうやり口があります。逆に対立する人間・自分達の利益に繋がらない人間には、僅かな不備も大げさに大騒ぎして、徹底的に個人を攻撃するやり口も実行しています。様々なケースがありますが、ネトウヨの意見が論理的に無理のあるケースでは、組織的な操作があると思われます。論理的、流れ的に不自然な意見が検索上位にあるケースでは、この情報組織が自分達の意見を、その記事を通して、書いている可能性が高いと思われます。
俳優T氏の強姦致傷事件では、被害者を誹謗中傷する内容の記事が検索上位にあり、(“流れ的にあり得ない”被害者が金目当てで誘い込んだ)というような内容すら書かれています。この組織の“男尊女卑”“人権無視”の考え方が如実に現れています。
戦前を美化して、戦前・戦中の様な人権の無い社会を作り、男尊女卑・絶対服従の様な社会を作りたいのでしょう。嘘を押し通して、情報操作も繰り返し、自分達の犯罪をなかったことにしてしまう極悪組織。世界の中では非常に奇異な国家と思われているでしょう。
情報を盗み、情報を操作することで、自分達の考えに従う者だけを役所・警察・検察・裁判所・企業・マスコミなどの幹部に据えていく手法。だいぶ進んでいるようですね。逆らえば首が飛ぶので仕方なしに従っている者もいると思います。
戦中の大本営発表と同じようにこの組織に都合の良い内容しか国民に伝えないマスコミ。
我々一人一人が、注意深く考え見つめれば気づくことです。生活が苦しくなっているのに景気が良くなっているかのような発言を繰り返す人達。それらの人は、ほとんどがこの組織のお仲間で実際その人達の利益は増えていると思います。その分よけいに、一般庶民の生活は苦しくなっているのです。

返信する

コメントを投稿