伊藤和子さんと考える──戦場の現実と「戦争法案」(主催・戦争はゴメン!!まちだ市民連絡会)という企画が、2日に和光大学ポプリホール鶴川でおこなわれました。
SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)、安保法案に反対するママの会のデモや抗議行動の動画をみんなで視聴。国会前に足は運べないけれど、地域でも連対してがんばりたいという思いをさらに燃え上がらせる内容だったと思います。
NGOヒューマンライツナウ事務局長の伊藤和子弁護士の話は、私たちが知らなければならない現実を提起する内容で、深く考えさせられました。
その一つが、9.11米同時多発テロ以降のアメリカによる戦争とは何かということです。
伊藤さんの言葉を借りれば、「戦争は中毒症状」で、一度戦争を始めると軍産共同体のさらなる要求につながり、その連鎖を断ち切ることは非常にむずかしいということです。
戦地では、米兵に対して、銃を持っている人は撃て、突然走り出した人は撃て、隠れようとした人も撃てと。アメリカは、国際法違反の常習犯であり、多くの民間人を殺しています。
私も、鮮明に覚えていますが、イラク・ファルージャで、大規模な掃討作戦がおこなわれ、あらゆる施設が攻撃対象となりました。何も罪のない子どもたちが犠牲となり、劣化ウラン弾によってその後に生まれてくる子どもの中に先天的な異常をもってくる子が後を絶ちませんでした。
伊藤さんたちをはじめとする、人道支援活動をしている方々が現地に調査に入り、その実態を事細かに明らかにしていきましたが、国際社会において全面的にそのことが議論されることはなかったと言います。
このファルージャでは、昨年も大規模な虐殺が起こっていることを私たちは心に留めておかなければなりません。
9.11以降のひとつながりの歴史の中に、ISをはじめとするテロリストたちが生まれてくる土壌があったということを知らなければならないと思うのです。
暴力に訴え、テロという手段によって何かを起こそうとする行為は絶対に許されるものではありません。同時に、こうした背景を知ることもまた私たちの未来を選択する上で重要だと思うのです。
米軍が、戦地で何をやってきたのか、またやっているのかについて知ることが大事だと思うのです。
最後に、学生9条の会のみなさんが「コール」をやって会場はとても盛り上がりました。
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