日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

[告知]参院選終盤(7月16日)に小池晃党書記局長と吉良よし子東京選挙区候補が町田に来ます

2019-07-13 | ごあいさつ・告知・紹介

 参院選も終盤へ。

 7月16日(火)の17時に、小池晃党書記局長・比例候補と吉良よし子東京選挙区候補が町田に来ます。

 15日は小田急線の本厚木と相模大野で、小池書記局長とあさか由香神奈川選挙区候補が行う予定となっており、小田急線沿いで共産党の勢いを示していきたいと思います。

 参院選の公示後、町田に小池書記局長と吉良候補が来るのは初めてですが、最初で最後です。

 比例で共産党7議席以上の躍進と、東京での吉良よし子候補の勝利をするために、ぜひお越しください。

 

 町田駅の利用者の半数近くは神奈川県民であり、最後の議席を維新と争っていると報道がある大激戦の神奈川選挙区のあさか由香候補を押し上げる力にもなります。

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強制的夫婦同姓から選択的夫婦別姓へ──「らしさ」と言えば「自分らしさ」に変えていきましょう

2019-07-12 | 国政のこと

 今回の選挙で個人的にどうしても実現したいことの一つに、選択的夫婦別姓があります。

■選択的夫婦別姓の障壁は自民党

 先人たちがさまざまな努力を積み重ね、法律婚と事実婚で壁になっていたことを少しずつ取り除いてきました。

 私は当事者の一人ですが、先人たちの努力の上に自分がこういう選択ができるのだと強く思っています。

 しかし、まだまだ障壁はあります。

 私自身の経験で言えば、子どもの出生届を提出する際に「父」の欄にはチェックを入れることができず、「同居者」にチェックを入れなければなりません。

 胎児の時点で認知届を出して、父であることの書類を提出しているのにです。毎回、父にチェックを入れ訂正印を押して同居者にチェックを入れなおしています。おかしいと思うわけです。

 日本記者クラブの討論会で、自民党総裁である安倍首相以外の各党が選択的夫婦別姓に賛成と挙手をしました。

 どこに障壁があるのか、一目瞭然の光景がそこにはあったわけです。

 ちなみに、都議会でも選択的夫婦別姓制度の法制化を求める意見書の提出に関する請願」に対して、自民党のみが反対し、賛成多数で採択されました。ここでも、障壁は自民党であることがはっきりしました。

■強制的夫婦同姓ではなく、選択的夫婦別姓へ

 実現したいのは、選択的夫婦別姓です。強制的夫婦同姓を変えたいのです。

 「強制的」と書いたのは、同姓にする一択しかないからです。

 婚姻関係を結んだら、お互いが同姓になりたいというカップルは同姓でいいのです。

 離婚するときには、姓を変えた方(日本の場合は96%が女性ですが)は、元の姓に戻すか今の姓を使うか選択ができます。これはとても重要なことです。

 ただ、離婚した時に姓を変えずに使っていて、別の方と婚姻関係となり、改姓した場合は、自分が生まれた時の姓に戻ることはできません。

 しかも実際には、結婚した場合にも離婚した場合にも名前の変更を行うのは女性が多いのが実情です。公的な書類はもちろん、仕事でも、趣味でも、習い事でも、あらゆる場面で変更しなければなりません。この負担をほとんどの場合、女性が負っているのです。

 名前は、個性です。

 生まれてから使ってきた名前をそのまま使いたいというのは、個人の尊厳です。

 憲法13条には、「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする」と書いてあります。

 個人として最大の尊重が必要なのです。

 ちなみに、OECD各国で、強制的夫婦同姓なのは日本だけです。

 強制的夫婦同姓は、当たり前ではありません。

 今回ほど、選択的夫婦別姓がフォーカスされた選挙はなかったのではないでしょうか。

〈こちらの過去記事はご参考まで〉
 参考①:
「通称使用も、事実婚も「夫婦同氏姓」を前提としているシステムでは不利益がある──早期に民法改正を」
 参考②:「新たな論点を提起した選択的夫婦別姓問題──当事者として思うこと」
 参考③:「一つひとつ障壁を取り除いていくこと」

 この参院選が、選択的夫婦別姓を実現する大きな転換点だったと言えるような結果を作り出したいと思います。

■ジェンダー平等に向けて大きな一歩を

 さらに、今回の選挙ほどジェンダー平等が注目された選挙はなかったと思います。

 今回の選挙は、「政治分野における男女共同参画推進法」が施行され、初めての国政選挙です。

 共産党も「個人の尊厳とジェンダー平等のために──差別や分断をなくし、誰もが自分らしく生きられる社会へ」という政策を掲げました。(参考:こちらのパンフレットもご覧ください

 ジェンダーギャップ指数が149カ国中110位という極めて遅れた状況にあります。

 女性に対するあらゆる場面での差別が大問題です。これは社会的な障壁であり、政治の力で取り除いていく必要があります。

 #MeToo #withyou などの運動が広がりがっています。当事者を一人にしない、一緒に声をあげて立ち上がろうという運動に連帯していきたいと思うのです。

 本当に苦しい人は声を上げることが極めて困難です。そういう声なき声にしっかりと政治が寄りそい、いっしょに伴走することが必要なのです。

 ジェンダー平等を掲げるには本気度が必要です。共産党も問われています。ジェンダー平等社会を掲げた意義については、同志社大学の岡野八代教授の動画をご覧ください。

 性差による差別は、厳然として存在しています。

 女性が生きやすい社会は、男性にとっても生きやすい社会──「男らしさ」「女らしさ」で語られる性差による役割分担をなくしていこうじゃないですか。「らしさ」と言えば「自分らしさ」という社会に変えていきましょう。

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「ずっと自民党に投票してきたけど、これからは共産党に決めた。がんばって」

2019-07-11 | 活動のこと

 「ずっと自民党に投票してきたけど、これからは共産党に決めた。がんばって」

 たまたま演説中に通りかかった方が、声をかけていったというのです。

 

 演説を聞いて、自民党に一票入れるのをやめて、共産党に一票入れようと意思表示をしてくださり、本当に嬉しい限りです。今回の参院選は、野党で一致結束して与党の議席を減らす選挙にしなくてはなりません。

 

 試行錯誤中ですが、演説の冒頭はこんな話をしています。以下、荒っぽいですが書き起こしてみました。



 「生きるための選択」をする参議院選挙です。私は、この選挙であなたとともに、希望をつくりだしたい。昔、ギリシャの哲学者が希望をつくるためには、2つのことが必要だと言ったことがあります。

  一つは怒りです。

 森友問題、加計問題のような政治の私物化、ウソとゴマカシ、隠ぺい、改ざん、偽造、捏造、忖度──こういう政治はもう終わりにしようじゃないですか。

 なんで、年金は削減するのに、1機116億円もする戦闘機を147機も爆買いするんですか。

 平日は子どもの寝顔にしか見れないような長時間労働っておかしくないですか。

 選択的夫婦別姓、選択させてほしいというのがなんでダメなんですか。

 インターネットでこれだけ間違った性の情報が氾濫しているのに、なんでちゃんと性教育をやらないんですか。

 少子化対策が必要だとわかっているのに、教育費や学費が高すぎじゃないですか。学生が社会に出るときに、何百万円の借金を背負わせるというのはおかしくないですか。

 おかしいじゃありませんか。おかしいことにおかしいと声に出して言おうじゃないですか。エネルギーが必要ですが、この参院選でおかしいと思う怒りの気持ちを一票にして意思表示をしようではありませんか。

 希望をつくる、もう一つは、勇気です。

 私が辺野古新基地建設とたたかっている沖縄のみなさんから学ばされているのは、勝つ方法はあきらめないことです。自分一人なんかが言ったってと思うかもしれませんが、あきらめない勇気が世の中を変えるんです。あなたの勇気が政治を変えるんです。

 一人ひとりは微力かもしれないけれど、無力じゃありません。小さいかもしれないけれど、あなたの勇気が政治を変える大きな力になります。

 怒りと勇気が両方で、希望はつくりだすことができます。

 希望をつくるのはあなたです。あなたの一票にはそういう力があります。共産党はあなたとともに希望をつくりだします。

 「生きるための選択」をしようじゃないですか。多様性こそ希望です。この選挙で、希望を奪う、自民党や公明党を少数へと追い込みましょう。共産党は本気です。これまで選挙に行ってなかった人も、自民党や公明党に頼まれたから入れていた方も、共産党に入れたことのない人も、希望をつくる怒りと勇気の一票を、比例代表で日本共産党、東京選挙区吉良よし子にお寄せください。

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日本共産党都議団ニュース(2019年夏号)ができました。

2019-07-10 | 東京都政・都議会のこと

 日本共産党都議団ニュース(2019年夏号)ができました。

  • 加齢性難聴と補聴器支援──聞こえのバリアフリー
  • 学校、校則…あらゆる場面で子どもは権利の主体です。 

 画像をクリックするとPDFファイルが開きます。

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日本共産党は、一人ひとりが当事者です。それぞれの持ち場で社会を変えるために力をつくしています。

2019-07-09 | 国政のこと

 都議会議員として、多摩地域の各地で演説しています。

 市民弁士や地元市議の演説に、本当に多くのことを学ばされています。

 なかでも、心揺さぶられたのが、昨年の日野市議選で初当選した岡田じゅん子市議の演説。

 「ぜひ公開してほしい」と行ったら、ご本人のフェイスブックで公開されているので、ぜひご覧ください。(演説全文はコチラ→岡田じゅん子日野市議の演説

 日本共産党は一人ひとりが当事者です。議員になろうと思って共産党に入る人はまずいません。世の中を良くしたい、もっと生きやすい社会にしたいと、一人ひとりが入党する原点を持っています。そして、共産党員としてそれぞれの持ち場で社会を変えるために力をつくしています。

 岡田市議の演説は、当事者として自分が感じていることと政治がどう結びついているのか、どうして政治を変えることが必要なのかを自らの言葉で語っているもので、隣で聞いていて本当に感動しました。岡田市議にしかできない演説です。

 こういう当事者集団が共産党です。共産党が伸びれば多様性が尊重されます。共産党が伸びれば必ず政治は変わります。

 希望をつくるのはあなたです!

 投票は2回あります。

 1回目は、選挙区です。東京選挙区は「吉良よし子」。別の選挙区の方は、共産党の候補者か野党統一候補へ一票を。

 2回目は、比例代表です。全国どこでも「日本共産党」に一票を。

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