ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
国際大会を中継するなら日本戦以外も中継する義務がある
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/sports/jiji-191105F591
11月2日に南アフリカ―イングランドの間で行われたラグビー
W杯決勝のTV視聴率は瞬間最高26%、平均20,5%だったようで
相当な高さだった事になる。
この日はBSやCSでも同時中継されており私もBSで見たクチ
なので平均20%越えは凄い数字で、そもそも準々決勝からプロ
野球の日本シリーズよりもニュージーランド―アイルランド戦が
倍の視聴率を取っているのを考えると十分予想ができたと思う。
大会前はラグビーW杯自体の認知度が低いし日本戦はそれなり
の視聴率は取れても、それ以外の視聴率は望めないので日テレは
大変だ的な書かれ方をしていたが予想以上の盛り上がりだった。
そもそも民放地上波は‘日本絡みでなければ中継はしない’的な
スタンスで臨むケースが多く、例えばバレーボールのW杯で日本
戦以外の中継は以前は夕方にOAしていたのだが80年代半ばから
全く見なくなった。
またバレーボールの世界選手権も日本開催にも拘わらず決勝の
生中継はなく下手すると関東ローカルで夜中の録画中継という形
で‘塩漬け’にするケースが多く、せっかく世界最高峰の試合が見
られるのに…と忸怩たる思いをしていた事があった。
また柔道の世界選手権などでも日本人選手の試合ばかりOAし
日本人選手が登場しない階級の試合は、決勝をダイジェストで
OAするぐらいという悲惨な形になっていたのだ。
つまり世界のトップレベルの試合が見られるのはトヨタ杯や
サッカーのW杯ぐらいで‘日本人が海外勢同士の試合に興味を持
つのはサッカーぐらい’的な事をまことしやかに垂れ流すメディ
アが大会前はあったのだ。
それが予選プールからニュージーランド―南アフリカ戦やアイ
ルランドースコットランド戦に、ウェールズ―オーストラリア戦
なども視聴率は高かったわけで‘レベルが高くても知名度がなけれ
ば視聴率は取れない’という定説を見事に覆した事になる。
そもそもスポーツ観戦というのは贔屓チームの試合のみでなく、
その競技の最高レベルの試合をも見る楽しみもあるしレベルの低
い贔屓チームの試合よりもハイレベルの試合を見たいと思ってい
る層も多いのだ。
それを無視している民放の罪は重いし、日本戦以外の中継をし
ない局には放送権は与えるべきではないと思う。
« 昨日は次男の... | 松田優作が亡... » |
コメント |
コメントはありません。 |
コメントを投稿する |
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません |