次男の山登りデビュー

　今日は朝からいい天気だったので次男を連れて勝山町の‘胸の
観音様’に行って来た。
　ここは子供が初めて登るには適当な高さの山で私も子供の頃に
最初に登ったのがここだった。
　頂上には画像にもあるように大岩をくりぬいたような祠があり
奥の院まであるのだ。
　ただ92年に行ったのを最後に10年以上行ってなかったのだが、
2年前に長男を連れて初めて登ったところ駐車場がかなり上の所に
あるので、そこからほんの15分ほど登れば頂上になる。
　それでは物足りないのでわざわざ車を停めた後に一旦坂を下り
‘駐車場まで800ｍ’の所から登り始めるという事にした。

　因みに長男は3度ほど登った後にお地蔵さんなどが並んでいるの
が気味悪かったらしく‘白いのがいっぱいいるからイヤだ’と言っ
てそれ以降は英彦山に登っている。
　次男を連れて旧道を降りて大回りしてから駐車場まで車を走らせ
た道を登るのだが、いかんせん道がけっこう狭いのだ。

　こういう立て札を何度も見ている。
　9:50に駐車場から降りて登り始めたのが10:08、駐車場に着いた
のが10:30だった。
　ここからは杖が置いてあるので次男は杖をおもちゃ代わりにして
遊んだりついたりしながら石段を登る。

　そして頂上の展望台に到着したのが11:10。
　一旦祠の前にある休憩所まで降りてお握りの弁当を食べるが、
山で食べるお握りは美味しそうだ。
　休憩所からの眺めもなかなかいい。

　登りがけにすれ違う人達から‘3歳でここまで1人で登れるとは
偉いぞ’と言われ次男はまんざらでもないようだ。
　長男は家で絵を描いたり工作をしたりするのが好きで得意だが
ここに連れて来た時は‘キツイ’を連発していたが次男は楽しそ
うだった。
　‘兄弟でここまで違うのか’と分ってはいるが実感してしまう。
　次男にとって往復6㌔近い登山の初体験は上々のできだったのだ。