仮面ライダーが間延びしなかったのは

 今から50年前の今頃は仮面ライダーがショッカー地獄大使編の
終盤で、なぜか見慣れない怪人ガニコウモルが度々仮面ライダー
との戦いの最中に登場し強敵ぶりをアピールしていた。

 つまり10月7日の80話から仮面ライダーはゲルショッカー編に
移行するためのものだったようで当時は子供心にワクワクしてい
たものだが、考えて見ると仮面ライダーは71年4月から始まり1年
10ヶ月92話も続いたわけで当然ながら歴代仮面ライダーシリーズ
最長である。

 普通これだけ長いと間延び感があるのだが子供の頃さほど感じ
なかったのは東映スタッフのアイデアと、本郷猛=藤岡弘のバイ
ク事故による大けがではないかと思ったりする。

 よく言われるように藤岡弘が重傷を負った事で一文字隼人の2
号ライダーが登場し変身ポーズなどの旧1号編にはなかった要素
が加えられ、3クール目終了の39話で大幹部ゾル大佐が倒されて
4クール目に入ると冒頭の正月桜島編で本郷猛の復帰お披露目と
死神博士の登場を描き4クール目終了で一文字隼人が退場し以後
お助けキャラになる。

 2年目に入った53話から本郷猛が本格的に復帰した新1号編に
なり地獄大使が登場すると半年間続き、80話から遂に最終クール
のゲルショッカー編になるので程よいメリハリがあって全く間延
び感がなかったわけだ。

 まぁ諸般の事情もあったのだろうが以後はV3の1年が最長なの
だから、東映スタッフのマネジメントの凄さが分かる。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 複数投手制定... 10月からの新... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。