2022 夏の甲子園・第13日


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 絶対王者・大阪桐蔭がベスト8敗退で本命不在となった準決勝の
注目カードは、第2試合の近江ー下関国際戦。

 絶対王者を倒した下関国際の勢いを近江・山田&星野の投手陣が
抑えられるか?というのが焦点になるが、近江としては準々決勝で
山田が足の不調を訴えたのが気になるし下関国際は大阪桐蔭に勝っ
た達成感がどう出るか。

 東北勢同士の第1試合は春の東北王者で厳しいグループを勝ち進
んだ聖光学院と、豊富な投手陣を誇り甲子園での実績十分の仙台育
英の対戦だが九州学院戦で出た聖光学院の集中打がでるかどうかが
カギを握るだろう。

 第1試合:仙台育英 18-4 聖光学院

 1回に1番&2番の連打でノーアウト1・3塁をスクイズ失敗などで
チャンスを逃した育英に対し、その裏に聖光は四球で出塁した1番
を3番&4番の連打で返して先制し5番四球で1アウト満塁とするが6
番が投ゴロ併殺で1点止まり。

 直後の2回に育英は5番が四球で出塁すると6番2ベースでノーア
ウト2・3塁から7番以降の3連打に四球と相手エラーなどを絡めて
最終的に7安打3四球を集中し一挙11点を挙げ勝負はほぼ決まった。

 育英は3回にも3つの四死球に6番のタイムリーで2点を追加する
と結果的に19安打を浴びせて18点を挙げ、聖光も9安打を放ち6回
に3点返すも2回の11点が惜しまれる。

 1回表のノーアウト1・3塁を凌いだ聖光学院が、その裏に先制し
なおも1アウト満塁まで行きながら併殺で1点止まりだったのが完
全に流れを変えた形だ。

 第2試合:近江 2ー8 下関国際

 1回に遊エラーで出塁した1番を2塁に置いて3番のタイムリーで
先制した下関は3回にも8番のヒットから2つの四球で1アウト満塁
とし暴投で2-0とリードするが、その裏に近江も1アウトから1番
&2番の短長打で1点返すと2アウト後4番の打球が3塁ベース直撃で
追い付く。

 迎えた6回に下関はバント野選などで1アウト満塁から6番の2ベ
ースで2点勝ち越すと、7回には1番&2番の連打と3番の犠牲フライ
で5点目を挙げ8回にも四球で出塁した7番を9番の3ベースで返し更
にエラーなどで一挙に3点を挙げ勝負を決めた。

 近江は2回に5番&6番の連続四球で先発・古賀を降板させバント
で1アウト2・3塁とするがスクイズでフライを上げ併殺、5回にも
1アウトから2番&3番の連打と打撃妨害で満塁となるも5番の中フ
ライをセンターがスライディングキャッチで前に落とさずに勝ち
越せなかった。

 この2回のチャンスで1点でも入っていれば特に5回に勝ち越せ
ていたら、山田も余裕を持って投げていただろうから中盤までに
リードを奪えなかったのが響く形になった。

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