東北勢と山口県勢、どちらの呪いが解けるのか?


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sportiva/sports/sportiva-0000097026

 早いもので今年の夏の甲子園も明日の決勝戦を残すのみとなり
‘大阪桐蔭の3冠なるか?’という今大会最大の焦点は、18日の準々
決勝で下関国際が春夏連覇を阻んだ事から消滅し決勝が仙台育英
ー下関国際という大会前は多くのファンが予想もしなかった顔合
わせとなった。

 こうなると俄然‘東北勢初優勝なるか?’が明日の決勝の焦点に
なりそうな一方、下関国際も58年の柳井以来の山口県勢夏の甲子
園優勝なるかになるのだから面白い。

 実は東北勢は第1回大会の秋田中が京都二中に敗れて準優勝だっ
た事からスタートし、昭和の時代は69年に青森・三沢や71年には
福島・磐城が決勝戦で引き分け再試合や1点差負けなど あと一歩
まで迫っていた。

 平成に入っても仙台育英が89年夏と01年春、東北が03年夏に09
年春に花巻東や11年夏から3季連続で光星学院が15年夏に仙台育英、
18年夏に金足農が敗れ11連敗となったわけだ。

 ちなみにその間に04年&05年と北海道の駒大苫小牧が夏連覇を果
たしているのだから白河の関どころか津軽海峡を先に越されている
し、15年春には敦賀気比が優勝しているのだから雪国のハンデとい
う言葉は死語になっているようなだけにそろそろ東北勢もという所
だろう。

 一方の山口県勢も先述したように58年夏に柳井が、63年春に下関
商が優勝した後に夏の決勝で春に勝った明星に敗れてから準優勝が
続いている。

 翌64年夏の早鞆に72年夏の柳井、74年夏の防府商や85夏の宇部商
と決勝戦5連敗になっているのだから準優勝が多い京都勢同様に‘シル
バーコレクター’と呼ばれかねない。

 ちなみに山口県勢は決勝で勝ったのは58年夏は柳井が3塁側の後攻、
下関商の63年春は1塁側の後攻。

 それに対し63年夏は早鞆が1塁側後攻で72年夏の柳井は3塁側後攻、
74年夏の防府商と85年夏の宇部商は1塁側先攻である。

 東北勢は69年夏の三沢と01年春の仙台育英や09年春の花巻東は3塁
側後攻、71年夏の磐城と12年春と夏の光星学院は3塁側先攻、89年夏
の仙台育英と03年夏の東北に15年夏の仙台育英は1塁側後攻で11年夏
の光星学院と18年夏の金足農は1塁側先攻になっている。

 もっとも全試合先攻で勝ち進んだ下関国際と、ジャンケンで勝つと
後攻の仙台育英では先攻後攻は既に決まっているようなもので1塁側・
後攻の仙台育英ー3塁側先攻の下関国際という事になると思うのだが、
果たして。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
ここまで来ると (こうちゃん)
2022-08-21 23:40:58
呪いなのかな?。ただもう一押しが足りなかったと思うけど。両校とも、無完投&無本塁打で勝ち上がったのは、ボンクラメディアと捻くれた高校野球ファンの誤った思考に楔を打ち込んだ気がする。
 
 
 
細心のスタイル (こーじ)
2022-08-22 22:57:44
>こうちゃん様

 やはり最新のスタイルで戦うチームが強いという事でしょう。

 マスゴミというのはいい加減なもので、金足農の時と真逆のスタイルで仙台育英が戦っているのに何も言わないのですからね。
 
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