作品とのギャップが凄い話

 10月8日に亡くなったシンガーソングライターの谷村新司氏の
名前を初めて知ったのは、天才・秀才・バカというラジオ文化放
送の深夜番組セイヤングのコーナーを本にしたワニの豆本だった。

 残念ながら福岡県のラジオ局はオールナイトニッポンとパック
インミュージックしか流れておらず裏番組に当たるセイヤングは
聴く機会がなかったのだが、ワニの豆本でセイヤングのネタを読
む事ができたので‘谷村新司という男かなり面白い人だな’と思って
いた次第。

 その後 冬の稲妻あたりからアリスを聴き始めたのだがアリスの
歌をはじめ、谷村氏シングルの歌などを聴いていると暗めの歌が
多いなと思っており天才・秀才・バカの人とは思わなかった。

 これ当時のシンガーソングライター達の作品を見ると暗めの歌
や歌詞があるのだが、さだまさしをはじめ中島みゆきや松山千春
に南こうせつらもラジオの深夜放送のパーソナリティをしていた
のを聴くと‘これがあの暗い歌を作る人!’と思うぐらい明るいトー
クの人が多かった。

 特に79年の3月いっぱいで松山千春がオールナイトニッポンの
パーソナリティを降板し4月からは中島みゆきと言っていたので
‘あの暗い歌を作る人のトークか’と思っていたのだが、5月下旬に
中間テスト勉強の時に聴いてみると妙に弾けた声が聞こえて来た
ので‘パーソナリティ誰だ?’と思っていたら中島みゆきだったの
で驚いたものだ。

 逆に福岡時代の師匠の親友の友達に北島三郎がいて行きつけの
喫茶店に連れて来ていたので、師匠の娘が‘永谷園のCMのセリフ’
をリクエストしたのに不愛想で無視されたと言っていたのを聞く
と明るいキャラが実生活で気難しかったり暗い歌を作る人が実際
は明るい人が多くギャップが凄い事を実感したのだった。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (Bill McCreary)
2023-11-10 19:32:48
何回か(元)俳優と酒を飲んだことがありますが(歌手とはありません)、中原丈雄なんて、非常に怖い人かなと思っていたら、たいへん腰の低い人でした。高橋洋子は凄いフレンドリーな人でしたね。

トレイシー・ハイドとマーク・レスターは、子役の時代しか知らないので何とも言えませんが。
 
 
 
なるほど (こーじ)
2023-11-10 23:20:41
>Bill McCreary様

 なるほど、やはりそうですか。

 青影役の金子吉延氏は甲賀玄妖斉の天津敏氏が一番やさしく、宿題なんかもよく見てくれていたと言っていたようですからね。
 
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