ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
50m煙突上のV3から40年
40年前の今日OAされた仮面ライダーV3の4話の冒頭では前回のラストで
イカファイヤーに敗れて火葬場で棺桶に入れられた風見志郎が変身して脱出し
火葬場の高い煙突の上にV3が立ち上がって健在ぶりをアピールするシーンが
あった。
スーツアクターの中屋敷鉄也氏が語るには この煙突は50mの高さで足場の
幅は20cm以内にも拘らず命綱なしでの演技だったそうで子供心に凄いと
思ったのだが、考えてみるとV3はOPで造成地のような空き地で次々に爆発が
起きる中をハリケーンで走る抜けるシーンも印象的だ。
今ならCGで合成するのだろうが当時は実際に爆破させていたのだからスーツ
アクターのみなさんも命がけだったろうし、スタッフも絶対に失敗が許されない
プレッシャーの中での撮影だったはず。
そういえば以前 本郷猛を演じた藤岡弘が久しぶりに爆破の中でのアクション
シーンを撮った時に綿密に打ち合わせをしようとしたらスタッフから‘失敗したら
CGでフォローしますから’と言われて愕然としたという話が載っていたのを思い
出す。
昭和の作品はCGなどの技術が今ほどでなかったため爆破シーンや火炎放射
などのシーンは実際に爆発させたりしていたので失敗が許されない真剣勝負と
いうのが画面からも伝わってきていた。
最近のライダーなどを見ているとCGなどの映像技術は進化したものの失敗
しても痛い目に遭ったりケガなどもしづらいので、戦闘シーンなども緩さを感じる。
映像技術の進化のおかげで迫力ある映像を見る事ができづらくなっていると
いうのも、ある意味 皮肉な話かもしれない。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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もう、役者の芝居がハンパない!!!!
今風に言えば、
「ありえない」
おおとりゲンの、ジープ特訓とか、よくあんな撮影やったよなーとか、アマゾン(山本大介)の裸に近い身体で、あんなアクションやったよなー と。
平成のイケメンにはない(多分、事務所的にも不可能な)昭和のヒーローの凄さを感じました。
こういうの見ていると、生きていく厳しさと強さをもらえますね。
レオでのジープの特訓で真夏氏の‘隊長止めて下さい’というセリフは真に迫ってましたからね。
あれこそ体を張っているシーンですね。
アマゾンも裸ですから虫刺されに悩まされたようで
今なら絶対にやらないでしょう。
やはり昭和のヒーローは逞しかったですね。