BS-11でOAされているウルトラマンエースも先週から冬の怪奇シリーズに
入っている。
冬の怪奇シリーズは1月の第2週から約1ヶ月OAされたEPでネタ切れになる
時期の企画として始めたらしいのだが、前年の帰ってきたウルトラマンでも
年明け最初のEPが1月7日にOAされ2週続けて雪男と雪女ネタだったのが印象
深い。
それに味をしめた形でエースでも続けたらしい。
ちなみにエースでは7月7日のエースキラー偏がOAされた後に7月中は夏の
怪奇シリーズとしてキングクラブ偏・カウラ偏・ホタルンガ偏があり‘夏といえば
怪談だから’という理由からだった。
そして冬になると獅子舞や雪男に節分がネタになっている。
脚本を見ると夏の怪奇シリーズは田口成光、石堂淑朗、上原正三の3人が
それぞれ担当したのだが、冬の怪奇シリーズは石堂淑朗が2つと田口成光が
1つに石森史郎が担当している。
どちらかというと‘怪奇シリーズ’というのは土着の伝説などを扱うのが上手い
石堂淑朗が担当したEPが印象深く、石堂作品の独壇場という感じがする。
タロウでは15話に青い狐火の少女という狐火をネタにしたEPがあり、レオでは
8月に狼男・吸血鬼・半魚人をモチーフにした敵キャラが登場するのだが、長く
続け始めるとネタ切れになって それを補うために こうした企画ができるのだろう
と思ってしまう。
ただし個人的には こういう企画は苦手だった。