猫舌の者が熱モノを早く食べるコツ

 私は熱い物が苦手な いわゆる猫舌である。

 にも拘らずラーメンや うどんに雑炊などは大好きなので仕事中に こういう類の
料理を食べるのは大変だし、よくしたもので この手の料理を食べていると お客
さんが来てバタバタ食べないといけないケースが これまで多々ある。


 現在は実家での営業だから私の猫舌対策で‘ぬるめ’をリクエストしていたが
福岡での修行時代はリクエストができないので、鍋焼きうどんや七草雑炊が
昼食メニューの時など冷めにくい小型土鍋に沸騰しているのを出してくれるので
困惑した事が度々あった。


 そこで猫舌の私が こういう熱い物を早く食べる時の工夫として考え付いたのが
器冷やし。


 水を入れて冷やすと味が薄まってしまうのでドンブリごと水に漬けて置いておく
と食べごろの熱さになっている。


 更にラーメンを作る場合だが湯で上げた麺を網に移して冷水をかけて冷やし、
粉末スープは少な目の湯で溶かして濃いめにしておき水で薄めて調整して先
ほどの麺にかけると熱さに悩まされずに食べることができる。


 カップラーメンの時も注ぐ湯を少なめにして時間が来たら水で薄めてカップ自体
を水に漬けて冷やすと急いで食べても口の中をヤケドする事もない。

 これならば忙しい時に髭剃りの顔を蒸している間にカップラーメンを一気に食べて
しまえるアイデアではあるので、猫舌の方は慌しい時に早く食べるのにはお勧めで
ある。

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