3日に行われた2014ブラジルW杯アジア最終予選の初戦で日本はオマーンに
3-0で快勝して好発進した。
本田圭佑・香川慎司・長友佑都らの海外組に前田遼一らの国内組が上手く噛み
合ってオマーン相手に全く危ない場面も見せずに快勝したのだから、内容的にも
いいムードでヨルダンを迎える事ができる。
ただし日本は これまでヨルダンと3度対戦して3引き分けと負けてはないもの
の、勝ってないという意外な結果になっている。
ヨルダンは初戦でイラクをホームに迎えて1-1の引き分けでスタートした事も
あり、日本相手にはアウェイという事もあり引いて守ってくる可能性が高いのでは
ないかと考える。
93年以来日本が出場している最終予選の初戦では93年はサウジと引き分け、
97年はウズベキスタンにホームで前半で4-0と大量リードも後半3点を奪わ
れて6-3でやっと勝っているし、05年は北朝鮮相手に終了間際に大黒のゴール
で2-1で辛勝。
前回はアウェイでバーレーンに3-0とリードしながら追い上げられて3-2で
何とか逃げ切ったように楽に勝った事がない。
ところが2試合目になると93年は終了間際に中山のゴールで追い上げるが
イランに1-2で敗れてドーハの悲劇の最大要因になったのを皮切りに、97年は
アウェイでUAEと0-0で引き分けたが酷暑で体調を崩す選手が続出。
05年はイランに乗り込んで1-2で競り負け09年はホームでウズベキスタン相手
に1-1で引き分けているなど むしろ勝ってないのが現状だ。
つまり初戦で最高のパフォーマンスを披露しヤマを1つ越えてホッとしていたら、
2試合目に落とし穴があったというヤツだろう。
ただしヨルダンがマスゴミが言うように‘これまで勝ってない相性の悪い相手’と
吹聴するのだが、04アジア杯ベスト8で対戦した時は酷暑の中での厳しい日程の
中で固定メンバーで戦った疲労がモロに出ての引き分け。
キャプテン宮本恒康がレフェリーを納得させる抗議とGK川口能活の鬼気迫る神
がかったファインセーブの連発で辛うじて2者連続失敗後にPK勝ちしたところから
マスゴミが苦手意識をアピールし始めた。
昨年1月のアジア杯ではグループステージの初戦で顔を合わせて0-1でリード
されながら終了間際に吉田麻也のヘッドで追い付き、引き分けに持ち込んだのが
記憶に新しい。
ただし昨年1月のアジア杯は直前に全く調整試合を挟まずに迎えた初戦だった
ため、グループステージでの3試合がウォームアップマッチになってしまった感が
強いので手こずっても仕方なかった。
つまりW杯予選のようなホーム&アウェイで戦うのは初めての相手になる。
アジア杯などの大会では番狂わせも起きるだろうが実力が しっかり表れる
ホーム&アウェイでの大会で両国の差がハッキリするだろうと思うし、侮れない
相手ではあるが手こずると思われた初戦を快勝したのが過信につながらないか
気になる。
とはいえ日本が 当たり前に試合を進めれば最悪負ける事は考えづらいので、
マスゴミのミスリードに惑わされる事なく どんな勝ち方でもいいから勝ち点3を
もぎ取ってオーストラリアに乗り込んで行って欲しいものだ。