テニス日本男子 悲願のWグループでのベスト8進出

日本、初の8強=カナダに4勝1敗=―デ杯テニス(時事通信) - goo ニュース

 1月31日から有明コロシアムで行われていた男子テニスのデビス杯Wグループ
1回戦で日本はカナダ相手を4勝1敗で下し現行システムになって初のベスト8
進出を決めた。


 結果的に3日目のシングルス初戦で錦織圭がフランク・ダンセビッチに勝った
時点で歴史的な勝ち抜きを決めたのだが、何といってもカギは2日目に行われ
たダブルスにエースの錦織を投入してダブルスで勝った事だろう。


 日本が国別対抗戦でのダブルスで勝ったのは07年以来というぐらい日本が
ダブルスを苦手にしているのに対し、カナダはダブルスを得意としており特に
ダニエル・ネスターは今年の全豪の混合ダブルスで優勝しているのを含め
4大大会で8度の優勝を誇るのだから
ダブルスでの負けは覚悟する必要が
あった。


 昨年9月のコロンビアとのプレーオフでもダブルスを落とし最終日のシングル
スを連勝して逆転でWグループへの復帰を決めたものの前回ベスト4という実績
を持つカナダ相手に同じ展開で勝つのは厳しいのではと思われたので、できれば
初日のシングルスで連勝したいところだったが残念ながら添田がデビス杯になる
と更に強くなるダンセビッチに最初の2セットを競り負けたのが響いて敗れ1勝
1敗で終えた。


 先述したようにダブルスが得意のカナダに対しエースの錦織を投入して敗れた
場合のリスクを考えると錦織のダブルス起用は ある意味ギャンブルだったわけ
だが、格上相手に勝つには必要な手だったわけだ。


 以前の錦織だったら全豪OP直後だけに3試合は厳しいと思われたのだが
3試合にフル出場して勝てたのはマイケル・チャンコーチとのコンビでフィジ
カルが上がった証拠ではないだろうか。


 カナダ戦の勝因は錦織をダブルスに起用して勝った以外にも、ホームで相手
エースのラオニッチやポスピシルが出場できなかったという幸運も忘れては
いけない。


 とりあえず今回の歴史的勝利で来年もワールドグループで戦える事が決まった
わけで、錦織以外の選手達がワンランク上のステージで戦って更なるレベル
アップを果たして欲しい。


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