長男の作文‘お父さんの仕事’に ついて

　土曜日の昼から発熱していた長男が今日になって ようやく熱も下がり、明日
から学校に行けるようになった。
　
　月曜の夕方には熱も平熱に下がり翌日から登校と張り切っていたのだが、
火曜の朝に再び38度台の熱を出したので‘インフルエンザか？’と思って小児
科に連れて行くと土曜日同様インフルエンザではなく嘔吐下痢症の可能性の
方が高いと言われていたのだが今日になってようやく熱も下がり一安心。

　実は金曜日が授業参観日で親の仕事を聞き書きして考えた事を発表すると
いうのだが、今朝次男を幼稚園に送って行ったついでに長男のクラスを訪ね
担任の先生に経過説明をすると当日発表する作文を渡してもらったのだ。

「ぼくの お父さんは床屋をしています。
　その仕事をしていて嬉しい事は、お客さんから‘気持ちよかった’と
　言われる事だそうです。
　
　大変だなと思う事は、特に冬など手が荒れる事だそうです。

　それで しっかり手を含め、体のケアをしてがんばってます。
　また家族の笑顔や、お客さんから‘気持ちよかった’と言われる事で、
仕事にがんばれるそうです。

　ぼくは お父さんが強くて やさしく元気な子になってほしいという願いを
もって仕事をしていると思います。
　これからぼくは、勉強やスポーツをがんばって まじめな子になります」

　という内容で担任の先生は‘お父さん、涙が出ますよ’などと言ってくれたの
だが、残念ながら涙は出ないものの なるほど よく書けているなとは思う。

　そういえば2週間ほど前に総合の授業で商店街の職場体験の発展として家の
人の仕事における喜びや苦労に願いなどを聞き書きするという事で、店で私に
いろいろ聞いていた。

　その時に手荒れが酷くハンドクリームを塗りながら話していたので長男に
とっては 余計に実感が沸いたのではないかと思ったのだ。

‘子は親の背中を見て育つ’というが、こういう授業があると よけいに恥ず
べきマネが出来ないなと実感するのだった。