‘田川は東京よりも寒い’と実感したのが

 今から15年前の95年は それまで蒲田から帰郷して毎年8月の盆休みに
上京していたのが、祖父の初盆という事で盆休みの上京ができなかった
ので替わりに11月中旬に上京する事にした。

 やはり仕事柄 田舎で1年中仕事をしているとマンネリズムに支配されかね
ないので1年に1度の上京で頭をリフレッシュさせるのと蒲田時代の友人
との再会を目的にしていたが、盆休み以外では
第3日月連休を利用するしか
ないし10月の第3月曜は業界の全国大会があるので11月という事になった。

 そして95年の11月19日に上京し大森に住んでいる友人と秩父宮で生ま
れて初めてのラグビー観戦。

 その翌日の月曜は朝から氷雨がそぼ降っていたものの何せ東京は暖かい
のでラガーシャツだけで行動していたのだが、地下鉄に乗ると何と暖房が
効いていたため袖まくりをして乗っていると周りは みんなコートまで着込んで いかにも寒そうにしているのだ。

 しかもみんなから異星人を見るような視線を感じながら通勤タイムの電車
に乗っていたのだった。

 私の故郷・田川は いわゆる盆地気候のため冬は寒く、夏は暑い。
 ところが そういう気候で鍛えられているからか暑さ寒さには異常に強かっ
たのだった。

 最初の修行地だった福岡市内では寝る時にはジャージを
パジャマ代わりにしていたし布団も毛布と掛け布団だけでよかったのだが、
蒲田時代は寝る時は下着姿でパジャマも着用してなかったし冬の間に
毛布は必要なく掛け布団1枚だけで一冬を越せたのだった。

 だから冬場に東京に行くと暖かすぎるぐらいに感じるので あまり厚着を
しないのだが、現地の人達は‘これぐらいで?’と私が思えるぐらいでも
寒がってコートなどは必ず着用しているのを見て‘寒がりだな’ と思うと共に
‘意外に田川は寒いのだな’と思うのだった。

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