ウルトラマンガイアEP29・遠い街ウクバール

 太田愛脚本と原田昌樹監督のファンタジーEP。

 ハーキュリーズの吉田リーダーは休暇中に地上で幼なじみの庄司と
屋台のおでん屋で飲んでいた。
 庄司は宅配便のアルバイトで25年以上働いていた永田という男と組む
ことになったのだが、永田はいつもウクバールという街の話をするのだ。

 そこで庄司は吉田に永田が地球人だと証明して欲しいと要請したの
だった。
 相談を受けた我夢は永田の実家を訪ねるのだが・・・・

  クモの巣だらけの永田の実家は空き家だったが、住んでいるアパートを
中心に時空が歪んでいると我夢が報告。
 吉田が永田のアパートに駆けつけると永田は寝ていて目覚めると
‘夢を見た、ルクーが迎えに来てくれんだよ。俺ウクバールに帰るんだよ’
と言って少し時間が経った時にアパートのガラスが割れ、外にウクバール
の守護獣と言われるルクーの姿があった。

 前進するルクーを阻止するべくガイアも登場したが、電波塔に上って
いた永田が‘ルクー’と叫ぶとルクーはサイレンの音と共に空にウクバ
ールが現れる。
 そしてサイレンの音が消えるとルクーと永田の姿は消えていた。 

 事件が終わり永田の実家の部屋で我夢と吉田は倒れた襖などを
どけると壁に1966年のカレンダーが貼っていてカレンダーにはウクバール
とルクーの姿が載っていたのだ。 

 幼い頃に見たカレンダーに載っていた街を永田は自分の故郷だと思い
込んでいたのか?

 それともウクバールは本当にどこかにあって、永田はそこに戻ったのか?

 ハッキリ言ってこのEPはガイアが登場しなくても成立すると思う。
 とはいえ こういうEPは大河系のガイアには箸休めのような存在で後々
まで余韻を残す。
 全体の流れとは関係ないが、ないと寂しいEPである。

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