まさかの高血圧

　昨日は福岡の友人宅と中3の甥っ子の出張カットも兼ねて昼から出かけた
のだが、昨年9月以来の献血にも行く事にした。

　ご存知のようにコチラでは日曜日に断続的に降った雪のおかげで月曜に
なっても雪が融けずに残っていた中での出発だったが、幸い烏尾トンネルを
抜けると雪はなかったので思ったよりも順調に福岡に着いたのだった。

　そして天神の献血ルームに予定より20分も早く到着し14:00からが問診と
いう事で待合イスで寛いでいたのだが、ここでとんでもない事になった。

　献血前の医師の問診で血圧を測るのだが何と血圧の最高が190以上で最低
でも110と、異常な数値が出た。

　医師も驚いて測り直したのだが数値は変わらず。
　実は1月22日に耳下腺あたりに違和感があったので内科に行った時に血圧を
測ったのだが、この時は120台だったと説明すると‘10分後に もう1度’という
事になり待合室で冷たいお茶を飲んで測り直したら160台に下がっていたので
献血の許可が下りたのだった。

　ところが今度は献血の針を打ち込もうとしたら血管が浮き出ないと言うのだ。
　左手から採血したときは何ともなかったし、そもそもこれまで血管が出にくいと
言われた事自体がなかったのだから大いに驚いたものだった。

　すると係りの人が‘手が冷え切ってますね、ムチャクチャ冷たいですよ’と
言ってお湯の入った袋や蒸しタオルを握らせて10分ほどかけて暖めると、よう
やく血管が浮き出てきたようで成分献血が始まったのだが遅くても15:30には
終わると思われたのに何と16:30近くまでかかったのだ。

　そういえば行きがけの車中では上着を脱いで暖房を入れずに運転していたの
だが、昨日の田川の最高気温は3,6度で福岡市内は5度と雪こそ降らない
ものの冷え込んでいた。

　もともと車を長く運転すると血圧が上がるし、車も歩いて15分ぐらいかかる駐車
場に置くので普段から福岡市内で献血するときは血圧は高めだ。

　とはいえ ずっと寒い所から暖房が効いた場所に急に行くと急激な気温変化で
血圧も急上昇するのだろうと思ったし、血管が浮き出ないという事は体の芯から
冷え切っていたのだろう。

　いかに1月が寒かったかというのが実感できた献血体験だった。