森保ジャパンとりあえず生き残る


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20211012-0259

 昨日埼玉スタジアムで行われたサッカーW杯アジア最終予選で、
森保一監督率いる日本代表はオーストラリア相手に2-1で勝って
4試合終了時点で2勝2敗とした。

 試合は8分にショートカウンターから南野拓実が上げたクロスの
こぼれ球を田中碧が決め先制し流れを掴んでいたのだが、69分に
フルスティッチにFKを決められ追い付かれ厳しい状況になる。

 ここで何としても勝ち点3を取るために猛攻を仕かけ吉田麻也の
上げたロングボールを浅野拓磨が走り込んで放ったシュートをGK
がセーブするものの、右ポストに当たって跳ね返ったボールがOG
となり待望の勝ち越し点になり残り時間のオーストラリアのパワー
プレーを凌いで逃げ切った。

 ご存じのようにオマーン相手にホームでの初戦を0-1で落とし
たのに続き4日前のサウジアラビア相手のアウェー戦で、ミス絡み
で0-1で敗れて2敗目を喫した日本にとってホームでのオーストラ
リア戦は勝ち点3を取らないといけない一戦になってしまった。

 ここで勝てないとオマーンとの3位争いが現実味を帯びて来るわ
けで悪いムードの中で3連勝中のオーストラリアに勝つのは至難の
業になると思われたし、悪い事にレフェリーも5年前のロシアW杯
最終予選で浅野の明らかなゴールを認めないなど反日的な笛を吹く
アドゥルラフマン・アルジャッシム。

 実際に同点に追い付かれた場面のFKも当初はPKと判定し、VARで
Pエリア外が判明してFKになったもの。

 そんな中でフォーメーション変更しファンが望んでいた田中碧を
先発させて、その田中が先制ゴールを決めたのだからメンバー変更
は見事に当たったわけである。

 スタッツを見るとオーストラリアは負けなければOKだったので
ボール支配率は54ー46と日本が上回っていたのだが、シュート数
が10ー12で枠内シュートも4-6とオーストラリアが上回っていた
のは日本が8分に先制しオーストラリアが攻める形になったという
のもあるだろう。

 そしてGK権田修一のファインセーブがあった事を表しているし、
終了間際のオーストラリアのパワープレーを凌いだという事になる。

 OGでの決勝点は攻め込んだ証拠だし97年W杯アジア最終予選の
アウェーでのウズベキスタン戦で、井原正巳のロングボールを呂比
須ワグナーが頭で受けたボールをGKが後逸して同点ゴールとなり
ロスタイムでの引き分けに持ち込んだのを思い出した。

 巷ではサウジに敗れた後に森保監督更迭という声が増幅されてい
たのだが監督を替えて流れが好転するなら賛成ではあるものの、か
えって混乱するぐらいならしない方がマシだし正直言ってこのタイ
ミングで好転させられる人材はいないと思う。

 とはいえオーストラリア相手に勝てないと更迭論への声は大きく
なる一方だったので、それを封じ込めるためにも勝ちが増すとだっ
ただけに今回の勝利は大きいと言えるだろう。

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