青森山田、悲願の初優勝 最北V50年ぶり更新 高橋5戦連発&鳴海2発
昨日埼玉スタジアムで行われた全国高校サッカー選手権決勝で、
青森山田が前橋育英に5-0で勝って悲願の初優勝を飾った。
試合は前半育英が主導権を握り何度か青森ゴールを脅かすもの
の得点できず、23分に青森が高橋壱晟のシュートが相手DFに当
たって入るラッキーゴールで先制すると前半終了間際にも嵯峨
理久のゴールで2-0とリードして前半を終える。
市船橋や滝川第二ら強豪相手の5試合を無失点に抑えてきた前
橋育英にとって2点ビハインドでの後半は厳しいものがあっただ
ろうし、実際57分と59分と2分間に立て続けに青森が2ゴールを
決めるなど一方的な展開になったわけだ。
青森山田は12月に行われた高円宮杯U−18サッカーリーグ201
6に続いての2冠になったのだが、最も競ったのが準決勝の東海
大仰星戦の2-1だからいかに強かったか分かるので準決勝の相
手が前年優勝の東福岡でも勝つのは難しかっただろう。
これで冬休みに行われた高校のボールゲーム4大会が全て終了
した。
バスケットボールは男子が福岡第一で女子は桜花学園と夏の
総体優勝校が2冠という形になったし、高校ラグビーも東福岡が
春の選抜大会と7人制に続く3冠達成となった。
高校バレーは男子が総体、国体に続いて駿台学園が3冠を達成
し女子も総体優勝の下北沢成徳が優勝し2冠と今年のボールゲー
ムは年間複数優勝校が並ぶ事になった。
一方で連覇を目指したサッカーと男子バレーの東福岡やラグビ
ーの東海大仰星は敗れ、連覇できたのは女子バレーの下北沢成徳
のみとメンバーの入れ替わりの激しい高校スポーツでの連覇の難
しさを実感するものだった。