先週の月曜日は息子達と友達を連れて英彦山登山に行って来たの
だが、この時に運がいいとしか思えないアクシデントがあった。
というのも凄まじい崖登りで有名な望雲台で転倒してしまい九死
に一生を得た形だったのだ。
今回息子達を連れて行ったのは5月に1人で行ったコースで豊前坊
に車を停めて三日月池から奉幣殿に行き、そこから玉屋神社ー鬼杉
-南岳-中岳-北岳-望雲台というフルコースだった。
ただし三日月池への道を間違えた事から始まり祭日だったという
事もあって人が多かったため自分のペースで歩けずに時間がかかり
5月に比べて30分以上遅れて望雲台に到着したものの、ここから崖
降りで手間取る女子がいるというハプニングがあたっただけでなく
孫連れの夫婦らが手間取りながら崖を登って行ったのだ。
先にいた年配夫婦が‘私達は遅いので’と順番を譲ってくれたま
ではよかったが、ここで先行した孫連れ夫婦が通路で立ち往生して
いるのだ。
先を譲ってくれて展望台登りをして戻っていたら孫連れ夫婦の姿
はなく通路を通って崖下りをしようとしたら、先述した孫連れ夫婦
が恐々と降りているので後ろから来た次男達に‘少し待て’とブレ
ーキをかけたところ右足がガクっとなり一回転して踊り場に転げ落
ちた。
取り敢えず3分ほど そのままの体制を保った後にゆっくりと起き
上がり冷静に周りを見ると、もう1回転していたら降りる崖と反対
方向の谷底に落ちるところだったのだから驚いた。
ちなみに一緒に行った次男の友達が玉屋神社から鬼杉に行く時の
崖降りの最後辺りで一回転して転げ落ちたので‘こんなところで
転ぶな’と言ったのだが、まさか約4時間後に私があろうことか望
雲台で転倒するとは思わなかった。
英彦山でのアクシデントといえば41年前の小6の時に英彦山の
麓にある油木ダムでの釣り中に、釣り針がダムサイドの雑草に引
っかかったのを取ろうとしてダムに滑落しそうになったものの
オヤジと祖父が両脇を抱き抱えて事なきを得た事があったのだ。
後から考えると‘一歩間違えたら’とゾッとする話だが、ある意
味英彦山の神様から助けられたと実感するものである。