先日BSフジでオールナイトニッポン50周年の特集がOAされて
いたのだが、オールナイトニッポンのテーマであるビタースウィート
・サンバを聴いていた娘が‘ビールのCMソング’と言い始めたのだ。
たしかにビタースウィート・サンバはオールナイトニッポンのテー
マという形で我々の世代からは認識されていたのに対し、オールナイ
トニッポンを知らない子供達のような世代はサントリー・金麦のCM
ソングというイメージになるのは仕方ない。
こういったジェネレーションギャップというのは面白いもので例
えば‘コナン'といえば我々の世代は宮崎駿の未来少年コナンになる
のに対し、若い世代は名探偵コナンになるのは間違いないと思うし
実際に盆に帰省した甥っ子達に‘コナンのDVDを’と言って未来少
年コナンを見せると驚いていた。
そういえば12年ほど前にウルトラマンネクサスのサイトにあった
チャットコーナーで当時の学生が初代ウルトラマンやセブンを見て
‘何でタイプチェンジしないのか'と驚いていたのを思い出す。
当時の学生さん達は平成生まれだからOAされていたウルトラは
ウルトラマンティガから始まり、ネクサスまで全てタイプチェンジ
するキャラばかりでタイプチェンジをしない昭和のキャラは意外だ
ったという事だろう。
思えば我々はティガがタイプチェンジした時に‘等身大ヒーロー
か?’と驚いたクチで、実際タイプチェンジするのはストロンガーや
ブラックRXのような等身大ヒーローという固定観念があったので
‘そんな見方もあるか'と感心した次第。
ただしジェネレーションギャップという形で話題になるのは悪い
事ではなく名探偵コナンしか知らない世代が未来少年コナンを見て
宮崎駿ワールドのルーツを知る事になるし、平成ウルトラや仮面ラ
イダーを見ている世代が昭和の作品に興味を持って原点を知る事に
なるのだからいい事ではないかと思う。