ボクシングの年末興行決定

内山去り、井岡は引退危機…ボクシング年末興行に転機

 11年から毎年大晦日に行われていたボクシングの世界戦=年末
興行が今年はフォーマットが変更される。

 11年の大晦日にTBSが井岡一翔をTV東京が内山高志をメインに
した2つの興業を始めてから今年で7年目になるし、3年前の14年
からはフジTVが井上尚弥をメインに12月30日に行い始めたため
年末興行という流れができたのだ。

 ところが今年の大晦日はTV東京が撤退してTBS興行のみとなる
わけで、いくらかスッキリした形になる。

 昨年までは大晦日に5試合から6試合タイトルマッチが組まれて
いたので興行的には華やかではあるものの1試合の報道が小さく
なるし、TV東京の場合はディレーで行うためメイン以外の試合
がフルにOAされないケースも多いし昨年などはTBSとTV東京の
試合時間がモロに被るという暴挙まであったのだ。

 面白いのは昨年まで大晦日に内山の前座として試合をしていた
ワタナベジムの田口良一が7月にタイトルを奪取した同門の京口
紘人とTBS興業のリングに上がり、更に7月に上海で北京五輪の
金メダリスト・鄒市明からWBOフライ級タイトルを奪取した木村
翔の初防衛戦というトリプルタイトルマッチ。

 つまりTV東京が中継していた田口と京口だけでなく木村に挑
戦する五十嵐俊幸は基本的にNTVが中継する帝拳の選手なので、
帝拳ジムの選手がTBS興業に登場するというのは珍しい。

 結局TBSの大晦日興業のメインだった井岡一翔の試合がないし
TV東京のメインだった内山が引退した事から‘再編’された形
だが、田口とIBF王者ミラン・メリンドの統一戦など明らかに
昨年までの井岡をメインとした興行よりも面白そうだ。

 後は生中継だと最高なのだが果たして・・・ 

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