現在問題になっている原発事故の問題だが、ウルトラセブンで それに因んだ
とんでもないEPが あった。
それは地球防衛軍の極東基地が地球に氷河期をもたらしたポール星人から
操られる凍結怪獣ガンダーが登場する‘零下140度の対決’
富士山麓の防衛軍基地周辺が異常寒波に包まれたものの、当初は地下18階
の動力室にある原子炉がある限り基地内の防寒は万全のはずだった。
ところが凍結怪獣・ガンダーの襲撃で基地内の原子炉が破壊され地下ケーブル
もズタズタのため、動力源を絶たれた基地は超兵器の出動が不能になったばか
りか内部の気温が遂に-140度の低温地獄に陥る。
隊員達が次々に倒れていくため総員退避命令を出すのだが、フルハシ隊員が
退避命令を無視して復旧作業を行った事で基地内部の動力は復旧して・・・・
という展開だが、ここで特筆するべきは原子炉が止まったという事は放射能漏れ
などの危険があるにも拘わらず復旧作業にあたっていたフルハシら隊員達は放射
能防護服も着用していない。
さらに彼らは電動ドリルとスパナぐらいで復旧作業を行っていたのだ。
そして凄い事に修理班のメンバーが総出で かなりの時間を費やしながら復旧
できなかったのがフルハシが1人で奮闘した結果、隊員達が退避作業を行って
いる間に復旧してしまう。
修理班のメンバー達が-140度の極寒地獄でバタバタ倒れていっているにも
拘わらず、‘あなたが倒れたらすべてオシマイだ!’と言われていた班長までが倒れ
ていたにも拘わらず・・・・・である。
ウルトラ警備隊は地球防衛軍きってのエリートと呼ばれていたが、面目躍如
だろう。
実際に こういう人材がいればいいのだが・・・・・