タイガーマスクWの棚橋弘至は大木金太郎キャラ?

 14日深夜にコチラでOAされたタイガーマスクWではタイガー
マスクとタイガー・ザ・ダークが覆面Wトーナメント準決勝で対戦
しタイガーマスクが逆転勝ちするのだが、このEPで1つ注目した
のが準決勝のもう1試合であるイエロー・デビルと棚橋弘至扮する
イッツザエースとの試合。

 GWPのエース・イエローデビルはトーナメント初戦で若松龍扮
するドラゴンヤングに圧勝するのだが、若松龍はアニメオリジナル
キャラなのに対し棚橋は実在のレスラーだから作中の扱いは意外に
難しい。

 作品の流れから棚橋が勝つわけにはいかないし、負けるにしても
若松のように惨敗させるのはイメージ的に難がある。

 オリジナルでいえばジャイアント馬場がグレートゼブラとして
虎の穴のレスラー・ライオンマンやエジプトミイラと戦うパターン
だが、あくまでタッグマッチだったのでシングルでは戦ってない。

 そんな中でオリジナル作品にあったパターンとしてミスター?と
対戦するアジア選手権での大木金太郎で、大木金太郎は大会前に控
え室で伊達直人が不在だったためタイガーのマスクを被っていたと
ころをミスター?から襲撃されて原爆頭突きで反撃するものの昏倒
する。

 大会が始まると大木金太郎は試合で得意技の原爆頭突きを使わず
敗れるのだが、頭突きを使わなかった事でミスター?にタイガーへ
の頭突きに対する警戒心を起こさせてミスター?戦の勝利に貢献す
るというもの。

 今回のEPではタイガーマスクの新必殺技開発特訓に棚橋がギリ
ギリまで付き合ったばかりに肩を負傷しただけでなく、正体を隠し
ている事から必殺技も使えないという二重のハンデを抱えていては
イエローデビルに勝てるはずもないわけで負けても言い訳は立つ。

 ちょうどタイガーの必殺技開発というタイミングだった事もあり、
なかなか絶妙な展開である。

 こうしてみるとオリジナルの覆面トーナメントに実在の人物が
覆面レスラーとして登場させたり、それゆえ自らの必殺技を使え
ずという印象的なフォーマットをしっかりと生かし上手くまとめ
たと実感するのだ。

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