BSジャパンでOAされているスパイ大作戦が昨日から第2シー
ズンとなり、真剣に見始めたのが‘新’からだった私にしてみれば
IMFのチームがピーター・グレイブス演じるジム・フェルプス率
いるお馴染みのメンバーになったわけである。
もっともスティーブン・ヒル演じるダン・ブリッグス以外のメン
バーは第1シーズンから変わってないし、ブリッグスとフェルプス
の声は共に若山弦蔵だから違和感はない。
一方で組織No2ともいえるマーティン・ランドー演じるローラン
・ハンドの声が納谷悟朗という方が、どちらかといえばボスキャラ
の声を演じて聞き慣れている事から違和感がある。
納谷悟朗といえば貫禄十分の声だから宇宙戦艦ヤマトの沖田十三
艦長やオビ=ワン・ケノービのような正義キャラや、ショッカーの
首領をはじめとした悪の組織のボスやコンバットのギル・ヘンリー
少尉など基本的に上官を演じるケースが殆どだ。
そんな中で例外といえば設定上ウルトラ兄弟最年少だったウルトラ
マンAぐらいで特にゴルゴダ編ではゾフィら他のウルトラ兄弟の声が、
仮面ライダーでは怪人の声を演じて市川治や辻村真人に池水通洋達
だったのは違和感ありまくりだったのを思い出す。
ちなみに仮面ライダーシリーズの悪の組織の首領ではGOD首領の
阪脩が30年、十面鬼ゴルゴスの沢りつおが35年生まれなのに対し、
納谷悟朗は29年だから最年長でピーター・グレーブスの若山弦蔵
も32年生まれと納谷氏よりも若い。
ただし声質の貫禄具合からすると若山弦蔵ならば納谷悟朗の上役
としても違和感がないのが不思議だ。