組織内に敵がいるという事が判明するEp32

 ウルトラマンネクサスのEP32のラストで溝呂木眞也は西条凪の
腕の中で息を引き取るのだが、死ぬ間際に‘気をつけろ、本当の敵
すぐ傍にいる’と警告するのだった。


  一方ラストで謎の人物がパソコンに映し出された溝呂木の画像を
消去しながら‘目覚めの時は近い’と語っていたのだが、画面の中
は西条凪と孤門一輝の名前と画像が姫矢准や斉田リコらと共に掲

されており2人もデュナミストだという事が判明する。

  このEPはもともと2話分あったのを放送短縮の影響で1話分に
圧縮されてまとめられたため以前から記しているように齟齬が発生
しているのだが、凪と溝呂木の別れという孤門とリコの別れに匹敵
するシーンの後に謎の男が‘目覚めの時は近い’とやるのだから大
に意味深だ。

 
 ネクサスはインターネットが普及してからの作品だっただけに番
組HPだけでなく、あらゆるサイトからネタバレ情報も流れて来て
いた事で我々視聴者も内容の先取り情報を得ていたのである。

 そんな中で‘TLTやナイトレーダーの中に裏切り者がいる’と
いう情報が早くから流れていたので‘誰が裏切り者になるのか’
という話で盛り上がっていたし、この前までは‘ひょっとして隊長
が?’という意見まであったのを思い出す。

 ただしダーク・メフィストツヴァイ編のラストでパソコンを操る
怪しげな男が画面上で溝呂木を消去していた事から、裏切り者はパ
ソコンを使いこなす男という事になったわけだ。

 そうなると吉良沢優イラストレーターか石堀光彦のどちらかにな
るわけだが、ただしナイトレーダーの隊員達にはノートパソコンが
支給されており孤門も部屋でプロメテウスプロジェクトについての
調べ物をしていたので相変わらず誰でも候補者になっていたわけで
ある。

 ただし防衛組織のTLTかナイトレーダーに敵がいるという歴代の
円谷作品では異例の事実がハッキリした事になる。

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