ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
40年前のW杯を振り返ると
今から40年前の日本時間の今日82年7月12日にマドリードのサン
チャゴ・ベルナベウで行われたサッカーW杯スペイン大会決勝は、
イタリアが西ドイツに3-1で勝ち通算3度目のW杯優勝を決めた。
試合は0-0で前半を終え57分にパオロ・ロッシが3試合連続と
なる先制ゴールを決めると69分にマルコ・タルデッリが、81分に
もアレッサンドロ・アルトベッリが決めて3-0とリードし直後に
西ドイツもパウル・ブライトナーが決めて1点返すが時既に遅し。
個人的には準決勝でイタリアはパオロ・ロッシの2ゴールで2-0
と完勝したのに対し、西ドイツはフランス相手に延長戦で2点勝ち
越されながら追い付きPK勝ちしたものの相当な消耗だったはずで
気の毒ではあった。
それにしても当時の日本はジーコ・ソクラテス・ファルカン・
トニーニョ・セレーゾら黄金のカルテットで優勝候補筆頭の呼び
声高く1次リーグでも3戦全勝で10得点を叩き出していたのに対し、
イタリアは1次リーグを3引き分けという成績で何とか2位通過で
2次リーグに上がって来ていた。
ところが3チームでの2次リーグでアルゼンチンに2-1で勝つと、
同じくアルゼンチンを3-1と圧倒したブラジルにパオロ・ロッシ
の3得点で3-2と勝って準決勝進出を決めたのだ。
つまりブラジルとイタリアは対照的で魅力的なタレントを揃え
ファンや観客を魅了して勝つものの肝心なところで取りこぼすな
ど勝負弱さがあるブラジルと、鉄壁の守りをベースにグループス
テージでは何とか勝ち上がる一方で準決勝などになると勝負強く
なるイタリア。
そういった意味で野球以外で、プロとは2つの価値観を持つと
いう事を実感したサッカーW杯スペイン大会だった。
コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )
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たしかに先にイタリアが先に試合をしているので中4日なのに対し、ブラジルは中2日ですから今なら日程面の振りなどが勝たたれるのでしょうか当時はそういった話が出てないのは意外でした。
時が経つと‘昔の試合は素晴らしかった’的な話を度々聞きますけど、意外に今映像を見てみるとそうでもなかったりする事はありますよね。
シェスタ―については私は今ひとつ知りませんでした。