ソチ五輪第13日：竹内智香スノーボードアルペン初のメダル獲得

竹内智香が「銀」…スノボ大回転、２回目で転倒(読売新聞) - goo ニュース

　ソチ五輪13日目は どうしてもフィギュアスケートの女子シングル
SPが注目されがちだが、個人的にはメダルが決まるスノーボード
女子パラレル大回転で竹内智香がメダルに届くかというのを注目
していた。

　過去3大会でトリノの9位が最高ではあるが今シーズンはW杯
ランキングで2位の竹内はタイムトライアルで行なわれる予選を
トップタイムで通過し決勝トーナメントを有利な組み合わせに持ち
込めた。

　1回戦で1秒93の差で通過すると準々決勝でも4秒差をつけて
完勝し、準決勝ではリードして迎えた2レース目に相手が失格と
なり決勝進出してメダル確定。

　決勝はランク1位で過去勝ってないスイスのクンマー相手に赤
コースの1レース目では僅差で勝ったものの青コースの2レース
目の最後に転倒して銀に終わったが、女子スノーボードでは初の
メダル獲得という快挙の価値は変わらない。

　地力的にはクンマーの方が上だったし1回目に勝ったとはいえ
タイムが出やすい赤コースで ほぼ差はなく2回目の青コースは
タイムが出にくいため追い上げられた時にタイムアタックに行った
末の転倒で、仮に無難に滑っていても勝てない展開だから勝負に
行っての結果なので転倒は仕方ないだろう。

　それにしてもスノーボードではあるがアルペンでのメダルは相当
な価値があるのだから例え銀でも大殊勲モノだ。

　スピードスケートは女子の個人最終種目の5000が行なわれ
何とか入賞を期待された3人だったが藤村祥子の10位が最高で
石澤志保が12位、穂積雅子が13位と惨敗、1500同様 前半の
グループで滑った3番手の選手が日本人最高順位という残念な
結果に終わる。

　チェコの前回金メダリスト・サブリコアがビュスト&クライボイカー
のオランダコンビに勝って連覇を果たした。

　フィギュアスケートの女子シングルは第2グループで演技した
金妍児がノーミスの演技で74,92をマークしたのに対し日本勢は
村上可菜子がジャンプを失敗して55,60に終わると鈴木明子も
ミスが目立ち60,97で15位と8位。

　そして最終演技者の浅田真央はトリプルアクセルの転倒から崩れ
たのを皮切りに頼みのジャンプを全て失敗するなど55,51の16位
に終わり金どころかメダルも厳しくなった。