2022 夏の甲子園・第4日


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20220809-0104

 大会4日目の注目カードは第1試合の三重ー横浜。

 共に昨夏は初戦を突破し2回戦で敗退しているので甲子園経験値
が高いチーム同士になっており、特に三重のエース上山は昨年完封
しているので横浜打線をどこまで抑えられるか。

 第2試合は共に強打を誇る両校だから点の取り合いになると思わ
れるが昨日の天理ー山梨学院のように投げ合いになる可能性もある
ので分からないが、10年前は2-1で聖光学院が勝っているだけでな
く福島県勢は東京代表に相性がいいのがどう出るか?

 第3試合は2年連続の二松学舎大付に札幌大谷が挑む形だが、札幌
大谷打線が二松学舎大付投手陣をどこまで打ち込めるのか?

 第4試合は社の誇る強力投手陣を県議商打線が打ち込めるかだが、
コロナ禍でメンバーを入れ替えた県岐商にどういった影響があるか。

 第1試合:三重 2-4 横浜

 横浜は3回に1アウトから四球で出塁した8番が2アウト後暴投で3塁
に進み1番&2番の長短打で2点を先行すると、三重も6回にヒットで出
塁した9番をバントで送り2アウト後3番のタイムリーで1点を返す。

 以後両投手が踏ん張って迎えた8回に横浜は2アウトから1番&2番が
四死球で出塁し3番が前進守備のライトの頭を越す3ベースで2点を追
加し、9回に三重も2アウトから5番&6番の短長打で1点返すが反撃も
そこまで。

 三重にしてみると1回にヒットで出塁した1番が暴投で2進したのだ
が2番のバントで3塁アウトになって先制機を逃したのが最後まで響く
形になったし、共に得点は2アウトでのタイムリーだが直後にもう1点
入った横浜と1点で止まった三重の差が出た形だろう。

 第2試合:日大三 2ー4 聖光学院

 1回に日大三はヒットで出塁した1番を4番の2ベースで返して先制す
ると4回にも5番が歩いてバント野選とバントで1アウト2・3塁から8番
の2ゴロを3塁ランナーの好走塁で追加点を挙げるが、その裏に聖光も
2ベースで出塁した2番を暴投と3ゴロで返して1点差にする。

 5回に日大三は2ベースで出塁した1番がバントで3塁に進み3番のライ
トフライでホームに突入するが好送球でタッチアウトで追加点を奪えず、
その裏に聖光はヒットで出塁した8番が三振併殺で2アウトになった後2
ベースで1番が出塁すると2番の2ランで逆転。

 これで流れが聖光に移ったか7回に1アウトから9番&1番の長短打で1
・3塁からヒット性の打球が1塁手正面を突き得点できず、8回には聖光
は4番のHRで4-2とし見事な逆転勝ちになった。

 5回にノーアウトのランナーが三振併殺で2アウトランナーなしから
逆転2ランを考えると、直前の1アウト3塁からライトのバックホームア
ウトが流れを聖光に呼び込む形になった。

 第3試合:二松学舎大付 3ー2 札幌大谷

 1回に二松学舎は1番が2ベースで出塁し1アウト後連続四球で満
塁から5番の犠牲フライで返して先制すると、3回にはヒットで出
塁した2番をバントで送り5番の2ベースで追加点を挙げる。

 札幌も3回以降毎回のようにヒットのランナーを出しチャンスを
作るが5イニング中3イニングが2アウトからで得点できず、二松学
舎も5回以外は毎回ランナーを出すも特に7回など四球で出塁した
8番をバントで送り1番のヒットでランナーがホーム突入も見事な
中継プレーで刺されるなど追加点が入らない。

 迎えた8回に札幌は1アウトから3ベースで出塁した3番を遊ゴロ
エラーで返して1点差にすると9回に2アウトから9番&1番の連打で
1・3塁から暴投で遂に追い付くが、その裏に二松学舎はヒットで
出塁した7番をバントで送り四球で1・2宇井から1番がレフト線に
打ち返しサヨナラ勝ち。

 ヒット数は二松学舎9に対し札幌大谷は10とむしろ上回っていた
のだが先述したように2アウトからが4イニングでノーアウトのラ
ンナーは2イニングというのに対し、二松学舎はノーアウトのラン
ナーが5度だったというのも明暗を分けたのかもしれない。

 第4試合:県岐阜商 1-10  社

 1回に社は四球で出た1番を3番のタイムリーで返し先制すると2回
には2つの四球でチャンスを掴み1番以下3連打と4番&5番の連続四
球による押し出しなどで一挙4点、更に3回にも2アウト1塁から1番
&2番の連打にエラーや内野安打を絡めて3点を追加し8-0と大差を
つける。

 コロナ禍で2人の投手とキャッチャーにショートとセンターなど
10人の選手を入れ替え臨んだ岐阜商は2回に5番がヒットで出塁す
るも併殺後に連打が出るなどチグハグで、大量リードをバックに
投げる堀田を攻めきれず8回に2ベースで出塁した8番を2つの内野
ゴロで1点返すのが精一杯だった。

 選手層の厚い岐阜商といえど経験が乏しい投手とキャッチャーを
含めたセンターライン不在では、さすがに厳しいものがあった。

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