駒沢、最終区の大逆転で箱根を制す


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https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20210103-0189

 昨日から行われたいた新春恒例の箱根駅伝は前日初の往路優勝を
決めた創価大が、
9区まで奪っていた3分19秒差を駒沢大が最終10区
で大逆転し13年ぶり7度目の優勝を飾った。

 大会前に優勝候補といわれたのは前回優勝の青山学院や11月の全
日本を制した駒沢に明治、東洋や東海あたりが絡むのではというも
のだったが前日の往路では青山学院は5区の山上りでブレーキを起こ
しトップから7分以上離される12位というまさかの結果で明治も8分
近い大差の14位。

 一方で昨年初めてシード権を獲得した創価が4区の嶋津雄大が区間
賞の走りを見せトップに立つと、5区でも三上雄太が安定した走りを
見せて2位の東洋に2分14秒差を付けての往路優勝だった。

 復路は創価のランナーが1万m28分台が1人なのが逃げ切りへの不
安材料と言われていたが、山下りの6区こそ花崎悠紀が区間賞の走り
を見せた駒沢に1分8秒まで差を縮められたものの7区で1分29秒と差
を広げ更に9区でも石津佳晃が区間新に迫る快走で差を広げ10区の
アンカー・小野寺勇樹につなぐ。

 ところが創価のアンカーのペースが意外に上がらず逆に駒沢のア
ンカー石川拓慎が快調な走りを見せて蒲田で2分45秒差にした時点で
は‘最初に飛ばしても、最後は…’と思われたのだが、新八ツ山橋で1分
57秒差に田町では1分17秒と残り5㌔で1分ちょっとに縮まったのだか
ら分からなくなってきた。

 そして馬場先門で差は15秒となり残り2㌔で遂に駒沢が逆転すると、
創価には追いかける力はなく最後は52秒の差をつけての逆転優勝と
なった。

 前回優勝の青山学院は猛烈な追い上げを見せて12位から4位に順位
を上げ、総合優勝した駒沢に3秒差の復路優勝を飾ったのだから凄い。

 基本的に例年復路は9区ぐらいまでで勝負は見えるのだが、今回は
最後の最後まで結果が分からず駒沢の伝統の力が新興の創価を上回
る形になったという事だろう。

 残念ながら総合優勝を逃した創価だが新興校で前回初シードを取っ
たチームが往路優勝だけでなく総合優勝まであと一歩と迫ったのは、
快挙以外の何物でもなく来年以降が楽しみだと思う。

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