先日記したように今年は快傑ズバットの放送開始40周年なので、
一昨日の2月2日にはDVDを息子達と見た。
ご存知のようにズバットは究極のワンパターンで突っ込みどころ
満載の作品だから‘こんなもの’と思って見ているのだが、どうし
ても1つだけ気になるのがズバットが乗って登場する車・ズバッカー
の存在だ。
さすらいの私立探偵・早川健は必ず公共交通機関を使って移動し
ているのだが、立ち寄った先で事件に遭遇しリンチに遭った状態で
姿を消すと突如ズバットに変身してズバッカーで現れるというのが
定番パターンだ。
気になって仕方ないのが普段のズバッカーは どこにあるのか?
基本的にロードムービー的な作品ではヒーローが乗るのはバイク
というパターンが一般的で、東映作品では人造人間キカイダーが
サイドカーで移動しているのが代表的だ。
ところがズバッカーは飛行も可能な原子力エンジンが搭載された
最高時速350kmのスーパーカーで、こんなものを乗りながら移動す
るのは無理があるし早川健の姿で乗っているのはさすがに見ない。
昭和のヒーローで車に乗って現れるといえば超人バロム・1が有名
だが、バロム‣1が乗る車マッハ・ロッドはボップを投げて変形させ
登場するものだから普段はバロム‣1がベルトのホルダーに携帯させる
形になっている。
だからズバッカーも早川健が何らかの形で変形させて所持してい
るのかもしれないが、バロム‣1の場合は正義のエージェントである
コプーの力によってできたキャラでオーバーテクノロジー的な理由
付けができるのに対しズバットスーツやズバッカーは飛鳥五郎設計
という設定だから無理があるかもしれない。
そういう意味でもズバッカーは普段どこにあるのか気になって
仕方がないわけである。