ミラーマン&SGMの受難シリーズ、スタート

 今から50年前の今日72年6月25日から8月20日までの、7週に
かけてOAされたミラーマンはミラーマン&SGMの受難シリーズ
ともいえる期間になっていた。

 通常夏休みは行楽機関で視聴率が落ちるらしく、そこで視聴
者達を逃さないためにピンチに追い込んで次回へ続くというス
タイルを取ったらしいのだ。

 具体的には29話&30話のゴルゴザウルス&マヤザウルス編、32
話&33話の長島温泉ロケ編、34話&35話スモークネス&モグラキ
ング編そして36話&37話の怪獣軍団編であるが正直言っていくら
何でもやり過ぎ感が強かったのも事実。

 まず29話はジャンボフェニックスが不時着&生き埋め状態、30
話は京太郎が逆さづり&ミラーマンが捕まってボコボコにされる。

 31話は光線技の通じないアリゲータが登場しミラクルキックを
開発、32話は毒液の海で戦い苦戦すると33話はバッジの異次元空
間に閉じ込められる。

 34話はミラーマンがジャンボフェニックスから攻撃を受け怪獣
を倒すものの力尽き直後にもう1体出現し、35話ではミラーマン
の心臓が止まるが復活する。

 そして35話では再生怪獣3体を含む4体の怪獣から襲撃されたミ
ラーマンがロケットに封じ込まれ太陽に打ち込まれそうになるの
に対し、37話ではアンドロザウルス親子が助けに来るという展開。

 とりあえず帰ってきたウルトラマンでは11月5日OAの31話プル
ーマ編から26日OAの34話レオゴン編まで11月の傑作編と言われ
るシリーズがあったが、これは結果的に名作が揃ったというのに
対しミラーマンは意図的に企画した感じだ。

 しかし6月25日から8月20日までピンチの連続が続くと、ハラハ
ラを通り越してミラーマン&SGMの弱さが際立つ形になってしまう。

 その分38話以降が印象に残らないEPが続いたのは29話以降のイン
パクトが強過ぎたわけで、もう少し構成を考えてもよかったのでは
ないかと思ったりする。

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