今年の正月に見た怪獣映画は

 昨日で正月休みが終わったのだが、最近は正月3が日の夜に昔の
怪獣映画を見ている。

 というのも昭和の時代には年末年始には必ず怪獣映画がOAされ
ていたので見るのを楽しみにしていたのだが、最近はOAされる機
会がなくなっているので幸いDVDは持っているのだから落ち着い
て見る事ができる正月休みの夜に見ようと考えたのだ。

 これが最近の一般映画だと意外に長いので少しばかりハードルが
高いのだが、昭和の怪獣映画は90分ほどなので気軽に見る事ができ
るから都合がいい。

 という事で今年は元日にカメラ対バルゴン、2日はモスラ、3日は
妖星ごラスの3本を見たのだった。

 通常ならば東宝モノと大映モノは別の時期にするのだが、今回の
ガメラ対バルゴンは今から50年前の71年元日の夕方にOAされたの
を記念してのもの。

 当時ガメラの対戦相手としてはギャオスやバイラス、ジャイガー
にギロンらはメジャーだったがバルゴンの知名度が今ひとつだった
ので見てみたらガメラを氷結させるなどなかなかの強敵だった。

 モスラは昨年のNHK朝の連続TV小説の主役が古関裕而だったので
彼が唯一怪獣映画の劇伴を担当したのがモスラだった事から、それ
を記念して見ようという気になったわけだ。

 さらに妖星ゴラスはキングコング対ゴジラと同じく東宝創立30周
年記念映画という事で特撮界のオールスター映画という位置付けで、
ストーリー的にも南極大陸にジェットパイプを建造し地球の軌道を
動かすという奇想天外なぶっ飛んだ内容だから久しぶりにというワ
ケである。

 この3作品は怪獣映画の劇伴の常連である伊福部昭ではない代わり
にモスラが先述したように古関裕而、ガメラが水戸黄門の木下忠司
でゴラスは石井勧と怪獣映画では珍しい劇伴担当者のBGMを聴ける
のも一興だったのだ。

 以前と違って特に民放地上波は見たい番組がないし、こういった
作品を心静かに見る事ができるのは正月休みならではの贅沢だと思
うのだ。

 

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