ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
アジア大会で勝って平昌五輪に繋がるとは思えないのだが・・・
金27個「平昌につながる」=古川選手団長
2月19日から始まっていた札幌冬季アジア大会が昨日で終了し
開催国の日本は金:27、銀:21、銅:26の系74個のメダルを
獲得し、古川年正・選手団長は‘この結果が来年の平昌五輪に
繋がる’と評価したらしい。
更に‘ジャンプはカザフスタンなどが実力を伸ばしているの
で、日本で一番の選手が出場すべきだ’と続けたのだが、正直
言って立場上仕方ない事なのかもしれないが本気でそう思って
いるのなら氏の見識を疑う発言だ。
今やほとんどの種目がプロ化している現在、基本的にスキー
などのトップ選手達が本気を出して戦っているのは総合王者を
決めるW杯や、一発勝負の五輪&世界選手権でありレベルの低い
地域タイトルであるアジア大会ではない。
日本にとってアジアで勝つ事で世界につながるというのはス
ピードスケートの短距離とショートトラックに、せいぜい残る
はカーリングぐらいだろうか。
少なくとも葛西紀明や高梨沙羅ら主力を現在行われている世
界選手権を欠場させてアジア大会に出場させれば世界中の笑い
ものになるのは火を見るよりも明らかだし、アジア大会の金メ
ダルは そこまでして取るべきものでもなく役員連中の開催国
の面子以外何者でもない。
とりあえずスピードスケートはエースの小平奈緒や高木美帆
らは北海道出身という事から出場するのは止むを得ないが、他
の主力選手のスケジュールを狂わせてまで出場させる時代では
ないはず。
結果的に小平奈緒は翌週に行われた世界スプリント選手権で
総合優勝できたからよかったものの、疲労が溜まってケガでも
していたら連盟はどう対処したのだろうか?
確かに今回は開催国という事でメダル獲得1位を目指したの
だろうが、本来ならアジア大会のようなイベントはスキーで
いえばW杯を転戦できないレベルの選手に経験を積む場という
位置付けにするべきだろう。
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男子の宇野は見事に逆転優勝したとはいえ、今年はずっと連戦続きだけに、今季最も重要な大会である世界選手権は本当に体調面が心配だよ。
女子に至っては、宮原の怪我による欠場で急遽代役を務めた本郷はただでさえ怪我の影響で不調なのに、四大陸選手権からの過密日程が更なる追い打ちを掛けてしまった。
万が一、日本女子のエースの宮原が回復に間に合わずに世界選手権を欠場した場合、今の本郷は補欠の役目を担えるのか懸念される状況なので、五輪の3枠確保に失敗する可能性だって十分にあり得る。
今回の日本選手団はまるで国体の開催地が形振り構わずに選手強化を図って好成績を残したのと似たような感じだし、フィギュアの選手に至っては2026年札幌五輪招致の為に人身御供にされたような感じだよな。
まさしく今回の札幌冬季アジア大会は国体のノリでしたよね。
フィギュアスケートの選手や小平奈緒らの事を考えているのかと腹が立ちますよ。
特にフィギュアスケートは世界選手権が最大目標ですからね。