自己管理の重要さを改めて認識させてくれるフリオ・フランコの存在

55歳のフランコもビックリ! 68歳で現役復帰した選手がいた!!(週刊野球太郎) - goo ニュース

 昨日のスポニチに今シーズンからBCリーグの石川で選手兼任監督
フリオ・フランコの事が大きく扱われていた。

 今年で56歳というのに未だに現役なのだから世間では驚いている
もののアトランタ時代にNumberの取材で‘50歳までプレーする自信が
ある’と語っていたのを知っていたので、むしろ‘やはり’としか
思わない。

 当時フランコは40歳を越えていたのだがDHのないナショナルリー
グでレギュラーを張っているだけでも驚くのに4番を打ったりして
いたのだから凄いの一言。

 その時のインタビューでフランコは‘通算で2年間日本でプレー
したので日本人も黒人も同じ人間だから大した変わりはないが、
日本人は無駄な練習をやり過ぎるだけでなく酒&タバコ&夜更かし
などで先取寿命を縮めているだけ’と語っており、自らはやる
べき練習をしっかりしたら必要な栄養を取ってしっかり休養し
ている旨を主張していた。

 つまり自己満足としか思えない無駄な長時間練習をダラダラ
やって練習や試合の後は焼肉などをたらふく食べながら朝まで
痛飲し、ろくろく眠らずに酒の匂いをプンプンさせて翌日に
球場入りする選手の事を豪傑呼ばわりしていたのが日本のプロ
野球で清原和博など その典型だった。

 清原と対極にあるのがイチローでバッティングなどの相談
相手をしていた中西太氏の講演では‘イチローは50歳まで
プレーする事を目標にしている’と聞いた事がある。

 今回のスポニチでのレポもNumberで語っていた事を踏襲する
ような内容だったのだが、レベルアップした現在のプロ野球
では節制こそが長く現役を続けるファクターというのが分か
る。

 因みに今年はフランコが日本でプレーして20年目にあたり
最終的に,306打ったものの来日当初打てなかったフランコに
対し‘あんな打ち方では日本では通用しないのにバレンタイ
ンは なぜ監督命令でフォームを変えさせないのか’と語って
いた当時のGMの目が節穴だったかが分かる。

 

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