ソチ五輪第11日:ランキングを上回る健闘を見せたジャンプとカーリング

日本ジャンプ団体でも銅メダル(日刊スポーツ) - goo ニュース

 ソチ五輪11日目はジャンプの団体戦で長野五輪以来16年ぶり
のメダル獲得なるかと、カーリングの準決勝進出への希望をつなぐ
予選リーグ2試合が注目だ。


 カーリングは午前中の試合で最近勝てなかった中国相手に8-5で
勝ち4勝4敗に持ち込んで最終戦のスウェーデン戦にタイブレイク
進出をかけるが4-8で敗れて敗退が決定。


 出場10チーム中ランク9位の日本が終盤4位のスイスや5位の
中国に勝って負けたとはいえカナダやスウェーデンにも食い下がる
など完敗の試合はイギリス戦のみだったが、初戦の韓国戦や最下位
のアメリカ戦で負けたのが最終的に響いた形ではあった。


 ただ結成間もないチームで最終予選でもギリギリで出場権を獲得し
大会直前にセカンドの小野寺歩がインフルエンザでダウンするなど
の状態の中で、4勝5敗で長野五輪以来の5位入賞は選手達にとって
不満だろうが冷静に見れば妥当な成績で4年後の平昌が大いに
楽しみになってきた。


 一方ジャンプ団体は奇しくも16年前の長野で団体金を獲得したのと
同じ17日に行われるので縁起がいいし、葛西の銀メダル獲得が いい
ムードに乗っていると思われるが日本のランキングは5位だから金の
可能性もあるものの運が悪ければ5位に落ちる事を覚悟しないと
いけない試合になった。


 結果的に2番手の竹内の1本目が130mに届かなかったものの
残る7本は全て130m台のジャンプを揃えての銅メダルで正直言って
実力以上の物を出しての銅メダルという事になる。


 ジャンプの銅メダルとカーリングの5位は共にランキングが5位と
9位だったのだから大健闘だったといえよう。

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