摂津が7勝目=プロ野球・ソフトバンク―日本ハム(時事通信) - goo ニュース
プロ野球は交流戦が終わり4日間のインターバルを経て24日からリーグ戦が
再開。
交流戦を素晴らしい成績で優勝したパ・リーグ首位のホークスはリーグ2位の
ファイターズを今シーズン初めてホームに迎えての3連戦だったのだが、ダル
ビッシュ・武田勝相手に連敗したものの摂津で連敗を止めて1勝2敗でスタート
となった。
正直言って交流戦から好調だったダルビッシュと武田勝の2枚エースが投入
されるのに対し、エース格は調子が今ひとつの杉内しか登板しない今回の
3連戦。
‘よくぞ3連敗しなかった’と思うし、特に摂津で3連敗を免れるのは今シーズン
では4月29日から千葉で今回と同じく山田・杉内で連敗して迎えた3試合目に
続いて2度目である。
どうしても交流戦で対戦するセ・リーグの投手は一部を除いてパの投手より
ランクが下がる傾向が強いし、特に最後に対戦した横浜の投手陣とダルビッ
シュ・武田勝・ケッペルでは一気にレベルが上がる。
悪い事に交流戦前に いた多村や内川にオーティズが登録抹消され、カブレラ
もスタメンは無理という状態で松中を先発で使わざるを得ない状況になっている。
特に内川の離脱は痛手で松田を3番で起用しているが、やはり下位でのバッティ
ングとクリーンアップでのバッティングは違うので前回3番を打った時は7試合で
30-7で今度のファイターズ相手の3連戦ではノーヒットだった。
しかも下位打線は経験不足の江川・中村・柳田の3人が起用されたものの2試合
で打ったヒットは江川がダルビッシュから打ったHRのみで、3試合目こそ福田が
2安打1打点と活躍したが‘代走・守備固め要員’の城所はノーヒット。
つまり小久保までは繋がっても6番の長谷川までに どうにかしないと7・8番に
回ると‘ヒットが出たらラッキー’状態になっている。
更に悪い事に交流戦終盤から登録抹消された多村に代わってスタメン復帰した
松中は未だにランナーを置いて打ったヒットは内野安打1本で
タイムリーヒットなしだしホームランも当然のようにソロのみだからタチが悪い。
5番に打点がないと得点能力は大幅に落ちる
のは当然だ。
一方で今回のカードで登板可能なエース・杉内は100勝目がかかったプレッ
シャーからか前回の横浜戦では まさかの乱調だったし、交流戦で先発機会がなく
登録抹消された山田に摂津というメンバーで迎え撃つのだが、どう見てもダル
ビッシュと武田勝に7勝1敗のケッペルで臨んで来たファイターズ相手にホームとは
いえ分が悪い。
昨年までなら山田・杉内で連敗した時点で3連敗は必至だっただけに摂津様々
である。
少なくとも多村が復帰するまでは‘勝ち越せればラッキー’というガマンの状況が
続くと思っていた方がいいだろう。
それを考えると交流戦の大量貯金は本当にありがたい。