帝京大、史上初5連覇=早大の5大会ぶりV阻む―全国大学ラグビー(時事通信) - goo ニュース
今日 国立競技場で行われたラグビーの大学選手権ファイナルで帝京が
早稲田に41-34で快勝し史上初の5連覇を達成した。
開始早々ノーホイッスルT&Cで先制した早稲田だったが帝京はブレイク
ダウンで優位に立って猛攻を仕掛けて2T&1Cで逆転し前半終了間際に
早稲田が1PGを返し12-10で折り返す。
後半開始早々に早稲田が攻め込んだもののターンオーバーからのカウンターで
T&Cを決めるなど55分までに3T&2C&1PGで34-10と安全圏に入り、一旦は
3T&2Cで34-29になるものの残り10分で1T&1Cでダメ押しという形になった。
個人的な予想では当然ながら帝京有利で、早稲田が勝つとすれば しっかり守り
少ないチャンスで必ず得点するという展開でスコア的には20点前後の勝負に持ち
込む必要があると思っていた。
つまり以前NHK杯での社会人を相手にした必勝パターンを どこまで体現できるか
というのがテーマだったし、それぐらい今回の帝京は強かったのだ。
実際に開始早々のT&Cで7-0とリードを奪ったまではよかったものの肝心のセット
プレーが安定せずブレイクダウンでボールを奪えずに自陣深くまで押し込まれる展開
が続いてしまい、最終的に前半終了間際に攻め込みながらPGで終わり 後半の開始
早々にカウンターからT&Cで7点を追加された時点で勝負ありと思った。
帝京の凄さは社会人並みのフィジカルとテクニックを併せ持つだけでなく、NFLの
ような‘リードしていれば得点させても時間を使わせる’という戦いができる事では
ないだろうか。
ここまで進化した帝京に早稲田が勝つには清宮克幸を監督に復帰させるぐらいで
ないと厳しいのではないかと思うし、以前 対抗戦グループで勝ち続けた時に‘他の
チームがだらしないから素直に喜べない’と豪語していた清宮が帝京相手にどう
いう戦い方をするか見てみたい気もする。