ウルトラマンネクサスのEp23は姫矢編のクライマックスで、
溝呂木眞也が変身する闇の巨人ダーク・メフィストとの決戦が
描かれる。
通常ならウルトラマンがビーストとメタフィールドで戦って
いる最中にダーク・メフィストが現れてダークフィールドに変
換してしまうというパターンだったのだが、今回の決戦の場は
終焉の地と呼ばれる異次元空間の場所だった。
「七つ目の封印が解かれし時、深夜0時、闇の扉は開き終焉の
地へと通じるというのがビーストの出現ポイントから、ゲマト
リア解釈法を使ってイラストレーターが導き出した溝呂木の
メッセージだったようだ。
七つ目の封印とは姫矢編にはペドレオンから始まりバグバズ
ンにガルベロスやラフレイアとノスフェル、ゴルゴレムと来て
今回のクトゥーラで7体目のビーストになるからなのだろうか。
しかも深夜0時に開く闇の扉の所在地というのが新宿中央公
園なのだが、新宿といえばネクサスのプロローグ作品である
劇場版ULTRAMANでザ・ネクストがビースト・ザ・ワンと
戦った場所でもあるし最終Epでウルトラマンがノアにタイプ
チェンジしてダーク・ザギと戦った決戦の地でもある。
すなわち新宿にはビーストが生み出される因子のような物が
あるのだろうかと思ってしまうし、それだけザ・ワンの能力が
高かったという事だろうか。
ネクサスの場合は予算不足を逆手にとってウルトラマンと闇
の巨人やビーストが対決する異空間・メタフィールドやダーク
フィールドでの戦いばかりだったが、更に終焉の地といわれる
異空間まで登場する事になるのわけで独特の禍々しい雰囲気だ
った。