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こーじ苑
日本人ボクサーがタイで勝つのは難しい
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/sports/jiji-200303F694
昨日タイのナコンサワンで行われたWBAミニマム級タイトルマッ
チで10位の田中教仁は、11度防衛中の王者ノックアウト・CPフレッ
シュマートに0-3の大差の判定負けしタイトル奪取に失敗した。
1Rこそ王者の突進をジャブで迎え撃っていたのだが2Rから王者の
プレッシャーに押され始め、3Rには左フックでダウンを奪われると
以後も接近戦を挑むもののパンチを浴び続けジャッジ3人のうち2人
が王者のフルマークという大差を付けられての完敗だった。
これで日本人ボクサーのタイでの世界戦は63年1月にファイティ
ング原田がポーン・キングピッチとの再戦で敗れてから、1引き分
けはあるものの25連敗と3つの時代にわたって勝ち星がないという
事になる。
ファイティング原田が敗れた時は会場キャパの倍近く観客が詰め
かけていたので原田はリングインまでもみくちゃにされ消耗したの
に対しポーンは肩車されて入場した事から終盤にスタミナが切れて
逆転負けし、フットワークを駆使して動き回る海老原博幸は前座に
ムエタイの試合が入ったためソフトキャンバスで終盤足に来たとい
うようにアウェーならではの洗礼が当時はあった。
最近タイでの試合は屋外リングで昼間に行われるためリング上は
屋根に覆われているものの試合前のセレモニーが長く、暑さでバテ
バテになった中で多くの観衆が地元選手が手を出すだけで大きく沸
くのでジャッジも影響を受けやすいというのがある。
さらにタイで挑戦する選手は残念ながらタイトル奪取の期待が薄
い選手が乗り込むわけで、本当に期待される選手なら日本に呼んで
もらえるのが通例だ。
つまり下位ランカーがアウェーのハンデをモロに背負って戦うの
だから勝てるものも勝てないと思うし、日本人選手としては海老原
以来約40年ぶりに王者として乗り込んだ佐藤洋太がシーサケット・
ソールンビサイに8RTKO負けして連敗が続いた。
シーサケットは八重樫東に完敗した事もあるなど格下と思われた
のだが、王者になって大化けしローマン・ゴンサレスに連勝するな
ど隠れた実力者だったわけだ。
こうしてみると‘呪い’を解くには井上尚弥クラスの王者がタイに
乗り込んで格下ランカーを相手にすれば勝てる確率は上がるだろう
が、タイに乗り込んでリスクの高い防衛戦をこなすというのも現実
的ではないので今の状況ならば連敗が続いても仕方ないだろう。
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